Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「半島」の「キナ臭い」可能性を少し

2019-09-22 20:50:41 | 国際・政治

先日開会、注目集まるラグビー W杯は、我国代表が対戦相手ロシア代表に緒戦勝利、幸先良いスタートを切った様だ。まずはセ・リーグ優勝を遂げたプロ野球巨人軍、大相撲秋場所勝者 関脇・御嶽海関、プロテニスの東レ P,Pオープン勝者 大坂なおみ選手の各位と共に、一言の祝意を申し上げたい。

拙者も素直に、理屈抜きでこれらスポーツ勇者の躍進と栄光を称えたいのは山々だが、中々に内外の現実はそうもさせてくれない所がある様だ。今朝だったと思うが、某民放TV報道番組にて、引き続き「冬の時代」続く日韓関係に際し、最近の大韓民国政府の内情に少し触れていたのだが、同国は日韓のみならず米韓間でも芳しからぬ状況に陥り始めていると聞く。既に知られている様に、文 在寅(むん・じぇいん)現政権は対日最強硬路線と申して良い。同大統領の主張とされる、粛清に近い「親日清算」の姿勢にもそれが現れている。その一方「南北宥和」路線に突っ走り、その背後に控える中国大陸にも近づこうとしているとか。

前述番組中、文大統領の最有力ブレーンとも目される韓国政府高官の見解が紹介されたのだが、それを拝見した限りでは 文政権は中朝に近づこうとする意図と、それを阻むのが米合衆国であるとする姿勢が強く感じられた。更にこの高官「韓国が核武装すれば、米韓の安保関係も必要なくなる」という意の言明をしたのだ。

勿論 現状では可能性としてだが、大韓民国の「核武装」とは、かねて一部で指摘される「北」との統一が叶った暁には、その保有する核兵器を基本的に継承するという事ではなかろうか。文大統領は、今世紀半ばまでには南北統一を実現したい旨を表明している。それはとりも直さず、同氏が否定する事のない 左派社会主義志向で一致する 北鮮主導の「赤化統一」を否定しない事を意味する。それは長らく文大統領と盟友関係にある 曺国(ちょ・ぐく)韓国新法相も同一思考だというのだ。

曺新法相は、韓国検察との対立や近親者を含む複数の疑惑が持たれているのは既報通りだが、盟友たる文大統領は基本擁護の立場だろう。その上で、このままの進路なら「北」主導の半島統一に道を開き、国連主導の「北」の非核化政策の道も閉ざしてしまいかねない。「北」の核兵器が温存されたまま半島統一という事態になれば、我国が直に「核の脅威」に晒される事ともなりかねないのである。

先の大戦終盤、我国の広島、長崎が原爆の凄惨な犠牲を払わされた史実は理解しているが、内政にして民族の問題たる半島統一で想定される最悪の事態が「核の脅威」たる可能性は留意した方が良い。あくまでも「統一朝鮮」の内政問題となる以上、外交努力には限界があろう。議論としてなら我国核保有の是非に触れても良いとする拙者だが、現実的でないのは明らかだ。在韓米軍も引き揚げる様な事態となれば、国連主導の「半島非核化」も無力化しかねない。防衛線が現状の北緯38℃線から対馬海峡へと大きく南下する可能性も考えるべきだし、更に「赤化統一」という事態ともなれば、それこそ国交断絶も視野に入れる必要が生じるかも知れない。

まだ可能性レベルにつき 踏み込んだ主張は控えるが、こうした悪しき兆候につき、我々国民市民レベルでも「悪くしたらこうなるかも知れない」位の想定と覚悟はしておいて悪い事はない。勿論大きな前提として、我々日本人は 一番近隣の 多くの韓国人各位に悪戯な悪意を抱いてはいないし、すべきでない事も承知している。不興を抱くべきは、文現政権の良からぬ政治外交姿勢についてである。それを裏付けるのが、所謂慰安婦問題についての 先年の日韓合意による基金の一方的解散や 同じく所謂徴用工問題についての日韓請求権協定違反、それに日韓防衛情報協定 GSOMIAの一方的破棄となって表れているのではないか。

又、我国からの重要物資輸出管理強化の原因となった、韓国→北鮮向け物資及び情報の横流し疑惑にしても、韓国サイドとしては「軍事利用できる物資輸出をせず」との我国の国是に関わる重大事態とは認識していない可能性がある。大いに難しい外交課題となったが、改善是正への努力に当たっては 日韓で温度差があるだろう こうした受け止めも視野に入れる必要があるのではないか。もう一つ「我こそは反核!」などと声高に喚く特定野党や左派メディアが「半島」が前述事態を迎えたら堂々と真っ向から取り上げ、厳しく対峙できるか?見ものだとも思うのだが。今回画像は、当地南郊・大府市内の JR東海道線で諸検査に臨む試験列車「ドクター東海」の様子を。

コメント (2)
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