Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

急激な変化

2006-05-21 15:37:40 | インポート

昨日より、久し振りの晴天に恵まれた。明日まで続く様で、外出や行楽、家の方では洗濯などの雑用が捗る事だろう。かく申す俺も先程まで、本当に久し振りで夜具を日干ししていた。

それにしても今月は、大型連休明けより優れない天候が続いた。直接的には梅雨の前哨戦。本来ならこの時期、南西諸島付近にある梅雨前線が早めに北上した為と言えるだろう。ただ、雨がちだけなら仕方がないとしても、今回困ったのは異常な低温の方だ。

つい一昨日まで当地の最低気温は10℃代前半。これは北陸、信越地方の平年をも下回る。最高気温も20℃以下が多く、日によっては北海道をも下回った事もあった程。全国の情報を見ると、中部日本でも東海地区だけが肌寒かった様にも思われた。昨日の天候回復で気温もようやく平年に戻った訳だが、急激な温度変化にて身体の不調を抱える方々も多い様だ。先日までの異常な天候は、明らかに自然の摂理だけでは説明し切れない何かがある様だ。

全地球的には温暖化が進んでいると言われ、それに伴う海面の上昇、確実に進んでいると言われる中国大陸内陸部の砂漠化など、エネルギーを大量に消費し、温暖化の元凶とも言える大量のCO2を排出し続ける現状に真剣にメスを入れるべき時に来ている様に思われる。大量消費、大量排出のきっかけを作ったのは米合衆国。我国は同国の都市部を整備する手法で国土全般の開発を推し進めて来た訳だが、環境や生態系の悪化に見られる様に、そのあり方はとうの昔に限界が見えている。すぐ北方の長野県では田中知事が先頭に立って、ダムなどの構築物を極力新設しない方針を打ち出している様だが、これは全国区の課題であり、各地での見直しが求められる所だろう。

そうした開発の方向性を許した日本国憲法も当然見直されるべきであろう。Dscn1750

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「祖国愛」とは・・・

2006-05-16 23:41:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今月は制定60周年を迎え、名実共に曲がり角、そして真の意味で「岐路に立つ」我国の最高法規「日本国憲法」の今後について私なりの見解を記しております。折りしも昨日、世界的スポーツの祭典、サッカーW杯、日本代表チームの参加選手名簿が発表されました。若干の番狂わせはあったものの、ほぼファン各位の予想通りではなかったでしょうか。
サッカーW杯、思えば前回は我国と隣国、大韓民国による共同開催でありました。予選リーグをそろって勝ち上がり、韓国は4強、後発格の我国も16強まで進み、「日本チャチャチャ」の国民的盛り上がりを見せたのはまだ記憶に新しい所です。その時の人々の歓喜の様は正しく自らの代表チームを心より応援する、そして祖国の栄光を尊ぶ素直な祖国愛が表れていたと今も思います。
更に今、憲法と並ぶ重要法規、教育基本法の改正に向けた動きも本格化しています。
これも終戦直後、日本国憲法と同時期に制定された同法も又、連合国進駐軍=GHQの強い影響を受けていると言われます。
戦前戦中の「行き過ぎた国家主義」への反省より、個人の個性や自発性を特に尊重する方向性でしたが、時代の変化や続発する未成年者絡みの諸事件は、こうした規定の見直しを求めるサインではないかと私は見ています。
個性、自発性の尊重はもっと精査して真に必要な部分に絞り、戦前の価値観でも時代を超えて有用な、人々の連帯とか地域社会への配慮など、劇画作家の小林よしのりさんがご指摘になっていた「公」と言う考え方をもう少し前に出した方が良いと思うのです。そうした考え方を多く取り込む事により、真に大切な事共を各自が主体的に、巨視の心と姿勢を持って接して行く事、それがより真に近い祖国愛になって行く様な気がします。例えば助け合い、例えば思いやり、又例えばどうしても必要な時、直言する勇気、とかですね。
余り上手い表現はできませんが、今国会にて審議中の教育基本法の改正、拙速な結論は勿論望ましくありませんが、なるべく短期間に議論を尽くし、今国会中の成立が難しければ必ず継続審議にして、次期国会では必ず成立を願いたいもの。その事が必ずや、続く「望ましい憲法改正」へと繋がると私は信じたいですね。(5/16記)*(サッカー)*
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「母の日」雑感

2006-05-14 22:51:30 | インポート

コナサン、ミンバンワ!

本日は5月第2日曜日「母の日」につき、同じ名古屋市内の実家の母宛、ささやかな贈り物を致した次第。ここでお断りしたいのは我が両親、この5月にて結婚50周年の「金婚」を達成した事である。つまり普通の「母の日」ではない特別の日と言う事だ。

両親は余り「金婚」を意識しておらず、普段通りの暮らし向きであるのだが、俺からすると「やられたー!」との感がぬぐえない。何せ40代後半で未だ独身の自分には、到底達成不可能な所業だからである。運の問題もあり、相当徳の高い方々でも、夫婦揃って50年間つつがなく日々を送り続ける事は、そうそうは叶わない所業ではないか。

「真面目に祝ってくれるのはお前だけだよ」。と母は言っていたが、内心では喜んでくれた様で、こちらもホッと一息の只今である。さて、来月は「父の日」、お礼をもう1回やらなあきまへんな・・・笑。Dscn1732

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痛恨の経緯・続き

2006-05-13 18:12:00 | インポート
雨の週末です。沖縄地方はこのまま梅雨に入りそうな気配です。
今月3回目の今日は、戦後の祖国日本の起点とも言えるサンフランシスコ講和条約、Treaty of Peace with Japan(日本国との平和条約)について少し触れて参りたいと想います。
同条約は1951=昭和26年9月に50を超える国々との間にて調印され、翌1952=昭和27年4月に発効しています。これにより我国は、戦前領有していた相当地域より撤退し、又対連合国の賠償責任の多くの部分を免責されて国家としての独立を回復する事となります。
但し領土の条項に於いて、北方領土の千島列島の記述が曖昧だった事が一因で、今日までソビエト連邦及びそれに続くロシア共和国の不当占拠を許す事となっており、又同様の理由により大韓民国との間で、日本海竹島、韓国名独島の領有権問題を抱えたままになっています。
前回も少し触れましたが、本条約の第3章「安全保障」の所で極東国際軍事裁判の受諾の記述が確かにあり、一件国際法上問題なしと受け取れる様に見えますが、同章では複数の調印国と日本政府が同意すれば、同裁判の被告人赦免や減刑を行える規定もあり、連合国側は元A級戦争犯罪人7名の処刑を急いだ形跡が見え隠れしている感がありますね。
もう1つ、不透明な点を指摘申しておきましょう。
同じ第3章にて連合国側は我国に対し「この条約発効の暁には、日本国は独自の個別及び集団的自衛権を保持行使する事を承諾する」と謳っています。勿論これには、国際紛争解決の手段としての積極的な行使を戒める条件付きでのものですが、これを素直に解釈し理解すれば「我国が独立回復した暁には、連合国進駐軍GHQの主導にて制定された日本国憲法・Constitution of Japanの自主的改正を許容するものである」との結論に行き着きます。
然るに現行憲法第9条第2項は「国の交戦権はこれを認めない」とあり、これが延々60年にも亘り罷り通って来ました。これは我国が「自国の安全は自国で保障する努力をする」事を放棄した事を意味し、国際的責任を果す事にも無関心である事を宣言した様なものでしょう。こんな無責任な文言は正しく我国の立法、そして行政の不作為の極致であり、国際社会で通用するものではないでしょう。この様な重大な問題に際し、諸外国とは異なり全く歩み寄りを見せない野党、特に社会民主党と共産党の頑なで非現実的な姿勢も問題ではないでしょうか。*(日本)*
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何が大切か

2006-05-07 23:16:25 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!

今月の表日記では、我国の基本法「日本国憲法」の今後について記させて頂いている。

各位もうご理解下さっていると思うが、同法は制定後既に60年、この間一切の条文が見直されず、時代錯誤な規定など、制度疲労を起こしているのは明らかだ。

ただ、基本法の改変は「国家百年の大計」であるのも事実。現行憲法の功、平和指向を大きく否定するつもりは毛頭ない。

俺が目指したいのは、従来の平和指向の美点を守りながら、ともすれば等閑にされがちだった国家の尊厳とか、国民や地域の連帯の点を底上げしたいだけの事。それにしても相当な努力と思考の転換が必要なのも事実だが。

時間が遅いので今夜はさわりだけにしておくが、どこを維持し、どこを変え、どこを補強して行くべきかの論議はこれからも活発に続けるべきと言う事だけは理解できて来たつもりだ。と言う所で、又次回・・・。Dscn1734

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