Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大相撲腐れ場所

2010-06-20 01:23:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

開催中のサッカーW杯、一次リーグ日蘭戦が終わりました。結果は1-0にて、我らが日本代表は惜敗なるも、終始強者オランダ代表に食い下がり、当初惨敗の下馬評を覆し、頂点の闘いに決して楽勝はない事を世界に知らしめたと強く思います。これだけでも、岡田代表監督以下、日本代表選手各位はあの舞台に立った価値があったと言うのが拙感想であります。ゴールへのシュートに更なる正確さがあれば尚可だったのですが、ここの課題は、続くデンマーク戦に生かしてもらいたい所。敗れたなりに、手にした物も少なくなかったのではないでしょうか。

さて、サッカーの頂点を闘う誇りの日本人達がいる一方、我国の国技たる大相撲の世界が、憂慮すべき状況に陥っています。同界に、以前より反社会勢力の絡む野球賭博が横行、力士や親方、後方を守る髪結いなどの関係者計30名近くが関与していた模様。掛け金は、時に億の単位に届く事もあったとか。
関与した中には、当地愛知の上位力士も含まれ、強い取り組みが魅力だっただけに、大いに裏切られ、失望と落胆の念は、本当に大きなものがありますね。

来月は、いよいよ毎年恒例の名古屋場所。当地最大の相撲イベントを控え、W杯に負けぬ期待を抱いていただけに、単なる「遺憾」を通り越しているものがある様に思います。

作家 宮崎 学さんによると、相撲界と反社会勢力との繋がりは、遠く戦前より存在する様で、取り組みの行われる土俵の造成などで以前より関与があった模様。更に観戦券販売などの興業面の関与もあり、同勢力幹部の維持会員と呼ばれる特別待遇の取得や、その会員向けの特別席での観戦など、社会的影響の懸念される事態もあった次第。こうなると「意外」よりはむしろ「やっぱり」の気持が先行するのも事実ですが、こうした気持に流されず、やはり反社会性があると言う事実を強く見据えないととも思いますね。

詳細は、東京警視庁が捜査途上につき、言及は避けますが、「とに角、このままではいけない」との姿勢は警察、相撲関係の双方が強く持って頂きたい。その上で、賭博に関わった関係者の処分を厳正に行い、この様な問題の根絶へ向け、どう行動するのかとの強い指針を文書にて明らかにする様、相撲協会に強く求めたい所。さもなければスポーツマン・シップの精神にも背く事となり、ひいては大相撲の権威と信頼の失墜へと繋がりかねない。

かねてより、相撲人気には翳りがあるとされる。相撲協会には、以上の事共を、もう後がない位の強い気持ちにて実行を願いたい所であります。*(日本)*
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「技あり日本」と内向き思考

2010-06-16 07:51:00 | インポート
各位お早うございます。今季の梅雨序盤、当地名古屋の今朝の雨は、本当に良く降りました。一時は、大雨警報が出された由。今は小康状態ですが、梅雨明けまでは気を緩めずに臨む必要がありそう。拙愛車も雨がちの気候に備え、経年を迎えていたタイヤと、窓ワイパーのゴムパッド、それにこれから負担の大きくなるバッテリーを交換して万全を期している所です。

さて、今週は良い出来事が続いているのはご存じの所。
我国最初の惑星探査衛星「はやぶさ」が、数多くの試練を乗り越え、7年間、数十億kmと言われる本当に天文学的な時空を通り抜け、先日無事帰還を果たしました。衛星本体は大気圏突入時に華々しく燃え尽き、誤解を恐れずに表現すれば、正しく散華を遂げた訳ですが、データを載せているとされるカプセル・ユニットは豪州大陸に無事着地。これからの解析を待つ事となります。月以外の天体との往復に成功した人工衛星は、人類史上初めてであるだけに、鉱物採取の成否共々、その解析結果が今から期待される所。今は、とに角この衛星の開発運航にご尽力になった各位の労をねぎらいたく思います。

もう一つは、開催中のW杯サッカーの、日本代表の初戦突破でしょう。
中央アフリカの強者、カメルーン代表に僅差で勝利、初戦突破も難しいとされていた大方の予想を覆し、次への期待を繋いでくれています。
私も、試合全部は見られませんでしたが、TV報道の主な映像を拝見しても、日本代表の優れた動きや各選手の連携には良い感じが見られ、岡田代表監督の、まずは適切な采配とも相まって、素人目にも鋭い雰囲気が伝わって来たものでした。勿論、世界の頂点の試合に楽勝はなく、次には更なる強者、オランダ代表との対決が待ち受ける訳ですが。続く

失礼しました。改めまして、コナサン、ミンバンワ!
その「技の国」祖国日本にも、今大きな懸念材料がある様です。
一つは、大学生の留学志向の低下。経済低迷に伴う就職難より、それへ向けての準備、所謂「就活」に追われている実情があるのが一因ですが、それだけではない様です。
学生達が、今の自身のあり様に満足してしまい、現状以上の進歩や進化を求める意思が希薄になってしまっている実態がある模様。その背景には、これまでの経済成長路線より来る、些か行き過ぎた豊かさと便利さに慣れてしまい、これ以上努力しなくても何とかなる、などと言った消極思潮が蔓延している様な感じを受けます。その一方には、左派政党や日本教職員組合などが強行した、誤った平和教育の影響などもあるかと思います。

もう一つ、若者達のこうした内向き、後向き思考と共に懸念されるのが、アジアやアフリカ、所謂A・A圏の若い学生達の、我国への留学願望が弱まっている事でしょう。
「(些か学ぶ事の減った)日本へ行くより、経済伸長著しい中華人民共和国へ」「これからの、アジアの中心は中国ではないのか」と言った疑問が、留学生の日本離れを加速させている様です。
教育、行政、外交の関係各位は、この現状をどう受け止めているのか、一度話を伺いたいものだ。
我国が、これから人手を必要とするはずの高齢・身障各位の介護問題にしても、アジアなどの介護志望の若者達は、資格取得の異様な難しさと共に、我国での研修を敬遠し、他のアジア圏へと流れていると聞きます。特に、国家の尊厳に関わる国防安保の分野にては、我国よりは何も学ぶ所なしとも言われ、このままでは、我国はいずれ世界より人々の集まる国たり得ず、アジア圏、ひいては国際社会より孤立してしまう事となりかねません。

技術立国を目指した我国であったが、惑星探査衛星「はやぶさ」の後継機の開発も予定はされているものの、例の事業仕分けの標的にされ、予算が当初より削減される可能性もあるとか。
既に巨額の累積債務を抱え、財政危機の懸念される事態である事は分かるが、徒な紋切り型歳出削減や、安易な増税論を持ち出す前に、どうしたら技術提供によって我国の利益を増進できるかを考え、苦しくとも必要なら思い切って予算を付けるなどの見極めと決断を行うのが、政治権力の努めではないでしょうか。

菅民主党連立政権が、この事をどれ位本気で捉えているのか、ちと疑問がある所。ある知友のご見解によれば「事業仕分けに関わっているのは、三流の政治家だ」との事。
いささか言葉が過ぎる印象もありかとは思いますが、くれぐれも同政権「木を見て森を見ない」施策だけは行わない様、我々も注意を新たにして見守る必要がありそうです。*(日本)*
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週刊三面雉

2010-06-13 18:27:36 | ブログ

コナサン、ミンニチワ!6月の6pm台、冬場なら夜の挨拶「コナサン、ミンバンワ!」となる所だが、1年で最も昼間の長い夏至を控え、まだまだ明るさが残るので、この挨拶にさせて頂く。

本日より、当地東海もいよいよ梅雨に突入。これから暫くは雨がち高湿度の鬱陶しい日々となるだろう。よって拙欄も、これから来月にかけては、恐れながらこの時季恒例の低能記事を連載させて頂こうかと思う。登場キャラは以前に引き続き、偽!桃太郎の一党の予定。もしかしたら、日本海側の偽!大黒の一味が加わるかも知れない風情である。

偽!桃「なあ雉助、今日西日本と東海も梅雨入りらしいな。」

雉「仰る通りで、又エテ公好みの、空が粗相をする時季になりましたなぁ。尤も、この時季がないと、続く夏が渇水になっちまうもので、ちと具合が悪いんですが。」

犬「コナサン、ミンニチワ!渇水と言や、今から16年前の大渇水は凄かったらしいね。」

青鬼「それ確か、1994=平成6年の大渇水と違いますか?」

偽!桃「おお、それやそれや!あの時の東海地方は大変やった様やな。何しろ普段水規制なんかない名古屋市が、断水寸前まで追い込まれたらしいな。」

赤鬼「あの時は、確か6月中旬から9月中旬まで、ほぼ3カ月に亘って降水がほぼ皆無だったらしいですな。岐阜西濃では、かなり大きな川が干上がって大変やったとか。」

雉「3カ月は凄いよね。普段の日本の気候では、まずあり得ない。愛知県内では夜間断水続出、水利のある名古屋市辺りでも、断水こそなかったものの、節水要請が広範囲に出された様ですね。」

犬「やはり、雨は降る時にゃ降らんとって事ですな。さもないと、上下水道共あかんくなっちまう。厠とかも・・・ですね。」

雉「所でワン公、厠の言葉でふと思ったんやが、そっち方面の得意な奴が約一匹、消えとりゃせんやろか。」

犬「確かにね。雨降りのシコシコ音に遮られとったが、さっきからその厠の辺りで「スコスコ」ってな音が聞こえて来る様な・・・。薄笑」

赤鬼「それと諸兄、何か喘ぎ声みたいな音も聞こえましたぞ。」

青鬼「それで拙者、ちと気になって雑誌架を覗きましたが、どうもそっち系の写真誌が2,3消えてるみたいな風情やね。」

偽!桃「奴め、又オ〇〇~か?(呆れ顔)・・・」   (以下次号)

011

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小沢一郎的こころ

2010-06-13 16:47:00 | インポート
コナサン、ミンニチワ!
本日午前の気象庁見解により、当地東海も、西日本各地と共に梅雨入りをした模様。今日これまでの名古屋の天気は、概ね曇りで午後より時雨れる展開。ただ、今夜より暫くは、久しぶりで雨が本降りになりそうです。

さて、菅新内閣が発足して、何とか落ち着いた様に見える民主等連立政権ですが、難問を多々抱えている状況に変わりはない様に思えます。
連立相手、国民新党が強く主張する郵政改革の軌道修正に応じず、国会の会期延長をも渋って、来月前半の参議院選挙へと突き進もうとしている。菅内閣総理大臣の人気もあって、支持率がたかだか6割回復した位で自信過剰気味となり、自党に有利な内に、選挙を強行しようとする様は小沢前幹事長の意図そのものだ。

更に、再三指摘され批判されている、不明朗な政治資金の問題にも誠実に答えているとは申せません。
つい先日も、日本教職員組合の地方組織、北海道教職員組合の、一国会議員に対する資金提供疑惑の件で、この議員の去就が近く明らかにされる様ですが、違法である事が分かっていながらの所業には、改めて憤りを禁じ得ないものがありますね。
子供達、若者達に人の道を教導する先生方全員がこの事を知らなかったはずはなく、それでは済まされないと強く思います。正に「北教組の問題は日教組の問題」で、当時の小沢幹事長に対し、NOははっきりNOと言うべきではなかったかと思うのであります。

それをしなかった、あるいはできなかったのかも知れないが、事実とすれば、正に参議院選挙に拘泥し続けた同前幹事長の「目標の為には手段を選ばない」過激派やテロリストと大して変わらない姿勢心理と揶揄されても仕方がないでしょう。
輿石 東参議院議員会長も、日教組の重鎮の由だが、両氏は今度の選挙へ向け、結託していた印象さえ感じます。

これは、今の民主党を覆っている空気でもあると思います。
今は故人の著述家 山本七平さんはありし日、我国や組織のあり様を「空気が支配している」と仰っていた様ですが、これは今の民主党の内情でも変わらないものでしょう。
支持率が上向いていると見るや、聞こえの良い政権公約マニュフェストの見直しに着手したり、財政健全化へ向けての増税の可能性に言及したりと、どうも有権者の足元を見ながら軌道修正を行っている卑しい印象が付き纏いますね。

菅大臣は、こうした民主党内の言わば「小沢一郎的こころ」とも申すべき不良な思潮をどこまで糺し、真に国民の利益の為に党運営と政局への適切な対応ができるか、少なくとも投票日までは注意して見守って参りたいもの。
それと、九州にて大問題化している家畜伝染病、口蹄疫への対処と被害農業各位への援護も、欠くべからざるものがあるでしょう。

前連立政権下にての鳩山、亀井、福島の各最高幹部が事実上自爆して行った穴は大きく、その立て直しをくれぐれもお願いしたい所であります。*(日本)*
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遺憾!薩摩守超特急

2010-06-09 23:56:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

先日退陣した民主等連立政権、鳩山内閣の後を受け、同政権の菅新内閣が本日発足しました。詳しくは、又次回以降に触れたく思いますが、鳩山前大臣と小沢前最高幹部の轍を踏む事なく、経済低迷へのてこ入れや、急務である医療保育危機などの諸問題に、真摯に当たって頂きたいもの。又、前述の両最高幹部が降板する元となった、不正政治資金疑惑についても、言葉を尽くした誠意ある説明を求めるべきであると思います。

さて、新内閣の問題の一方で、拙趣味である鉄道交通の世界にて、大変遺憾な事件が露見しました。拙地元、JR東海社の複数の関係者が、電子集改札機能を持つ、所謂IC乗車券を悪用して本来負担すべき運賃の一部を支払っていなかった由。当事者は実に80名以上を数え、被害金額は、聞いた所では\数十万に及ぶ模様。
1名当たりの金額は大きくないものの、不正を働いていた人数の多さを重く見るべきでしょう。

手口の詳細は割愛しますが、例えばJR東日本社の有名な「SUICA」や同西日本社の「ICOCA」、後発の同東海社「TOICA」などのIC乗車券の、駅進入時に自動記録される改札情報を駅の設備機器にて消去の上、特に複数のJR社に跨って乗車の場合などに、途中区間の運賃を支払わない、あるいは職務上携行が認められる無賃乗車証も併せて悪用、乗車証の適用外となる路線の賃料を支払わないなどの例があった様です。

この問題は、JR東海社と私鉄の近畿日本鉄道、それに同社より経営分離した養老鉄道の3社が駅舎を共用する三重・桑名駅にて、JR東海社の関係者が近畿日本鉄道線への乗り換えに際しての不正があった事から発覚した様ですが、規則違反を承知してのこの所業、本当に「プロとして恥ずかしくないのか?」と揶揄したくもなりますね。

東海道新幹線や在来線の特急列車等にては良く見かける光景ですが、昨今は在来線の普通列車でも、途中で乗車券を改める「車内検札」を良く見かけます。
不正乗車がないかを確認するこの作業は、乗務の方の当然の権限であり、利用者全員の利益の為にも、権威と矜持を以て実行されなければならない。又、これを良く実行される方には、私はむしろ誠実な印象を受けると言うのが正直な所です。

又、先月はJR東日本社の管内でありましたが、夜間列車乗車中に地震が生じ、緊急停止に際しても、若い乗務の方々は概ね適切な対応をなさっていた記憶がありますね。
特に運転の方が「線路支障の疑い有り」としてわざわざ列車を降り、徒歩にて現場確認に赴かれたのには感銘すら覚えました。
多くの乗客乗員の生命身体の安全を何としても守り抜く、との命を懸けた強い姿勢がこちらにも伝わり、厳粛な想いにさせられたものでした。この為の、約1時間の到着遅れも、さほど気にならずに済んだものであります。これはきっと、他のJR社でも共通している事と信じたい所。

この様に、多くの鉄道の現場関係各位が「命を預かる仕事」との強い自覚の下、真摯に日々の仕事に取り組んでいらす一方でこの体たらくとは、一体どう言うつもりなのでしょうか。「少し位なら」との軽い気持ちが間違いに繋がり、ひいては真剣勝負に日を送る仲間の方々を裏切って、鉄道事業の印象を貶める結果を招きかねない恐れすらありますね。

安全面を初め、今、我国の多くの分野にて、品質の低下が懸念されています。前述の事件につき、JR東海社は相当の処分を表明したが、同時にIC乗車券絡みの不正根絶へ向け、集改札機器の精度向上など、初期投資はかかっても、躊躇わず必要な施策は実行して頂きたい。多くの利用者がいるからこそ、その利益は公正でなければならない。それも、公共交通の運営に携わる企業の大きな使命であると思いますね。*(新幹線)*
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