Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大企業倫理は大丈夫か?

2011-12-19 07:51:53 | 社会・経済

2011=平成23年の最終月も、早後半に入った。OCN Cafeの拙日記より読み進まれた方は「改めまして」。これから年末にかけては、今冬有数の本格寒波の到来が予想され、大雪や低温による様々な影響が良し悪しに関わらず懸念される所。特に健康安全面に留意の上、続く新年 2012=平成24年へと繋げたいものだ。

さて、遺憾な事だが今秋は大企業による不祥事も相次いだ。拙方も一度は世話になった光学メーカーO社による、巨額の投資損失の隠蔽と、それに絡む海外進出資金の不正流用、大手製紙D社にての、最高経営陣による、これ又資金遣い込み発覚など、国際社会の視点よりは、我国大企業の倫理が疑われるモラル・ハザードと申して良い事態に陥っているのではないか。そのまま放置しておけば、ひいては国際社会よりの大いなる不信を招き、結果我国の主要企業の多くが、社会の公器として立ち行かなくなる事態ともなりかねない。

その様な中、野田政権は、今春 先の震災関連により未曾有の大事故を生じたT電力・福島第一原子力発電所の発電炉冷温停止と事故の一応の終息の宣言ら踏み切ったが、果たして信じられるのだろうか。発電炉は各部共冷温停止の条件とされる100℃を下回ったとしているが、それはT電力側の見解。別の調査にては、未だ発電炉に400℃近い熱を帯びた箇所があるとかで、この終息宣言は、直ちには受け入れられないのも事実だろう。現に地元各位よりは、疑義や異論が続出している様だ。そうである以上、野田政権は事故原発の再調査を敢行し、必要なら終息宣言の取り下げをも視野に入れ、勇気と信念を我々国民市民に見せるべきだと思うのだが・・。

この様な終息宣言が出た背景には、経済界、産業界よりの圧力が存在するとも言われる。事実なら、まだろくに具体的な証拠も揃っていない段階で、原発事故終息宣言を時の政権に拙速に出さしめる見識は如何なものか?ここは自らの利害よりも、被災地の立場を優先すべきであり、又、その方が長期的には諸企業にとってもプラスだろう。まして、現状で原発技術の輸出などもっての他。原子力技術同様に優れている、自然エネルギーとか害毒の少ないトリウム原発の解発援助などにスイッチすべきだろう。我国の国民市民も、むしろそうした方向を望んでいる事だろう。今、色んな意味で、特に大企業の倫理観念が問われている様に思う。

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復興~手を握るライバル達

2011-12-15 23:18:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!この所、当地でも朝晩は良く冷える様になり、冬本番も近づいた風情であります。
この冬場特有の悩みが一つ。拙居所は公営の集合住居なんですが、安普請のせいもあってか、近隣の生活騒音を拾い易い嫌いがある様です。
中でも困るのが、深夜の空調の騒音。冷暖房兼用のエアコンの暖房時の動作音は低周波の為震動を伴って波及、このせいで寝苦しい状況に追い込まれているのが現状であります。騒音の出所は特定できず、音源の住人も悪気はないだけにちと始末に負えないものがありますね。まあ解決への希望を持ち続け、何とか原因箇所を見つけて善処を願おうと思います。

さて、昨日のTV報道を拝見したのですが、我国の冬の美味 牡蠣(かき)の三大名産地が宮城・松島、広島の瀬戸内海、そして当地の三重・志摩の的矢だそうです。松島の牡蠣漁業は先の震災にて壊滅的なダメージを被り、目下ゼロ・ベースの復興中。道程は容易ではない様ですが、この支援の為、本来ならライバルの広島の漁業各位が立ち上がった由。
牡蠣の養殖に必要な筏の再整備や稚貝の繁殖に必要なロープなど、施設の整備に広島の関係各位が大いなる協力をなさっている報に接し「良い話やなあ」と心より思った次第。

実は、牡蠣は広島産も三重産も、松島産と共に東京・築地の卸売市場に入っており、松島の復興が叶わないと、消費者各位の牡蠣への関心が薄れて需要が低下してしまい、市場縮小と産地の存亡にも関わりかねないとの危機感が背後にある様で、そこから此度の協力が実現した模様。

本当に「困った時はお互い様」そして「情は人の為ならず」の精神が立派に生き続けている訳ですね。それと同時に、普段は競争相手でも、共通の困難に当たった時は「何が一番大事か」を冷静に見据え、必要な支援や協力の手を打って行く、本当のプロの心意気を見た思いのする出来事でした。

勿論、この報道にはなかったが、当地三重の関係各位も相当な協力はなさっているものと信じたい。いざと言う時には、普段とは態勢を変え、眼前の困難を乗り越える為に手を携えて全力を尽くす。そんな素晴らしい、本当の「絆」を感じられる事共ではありますね。松島の、そして東日本全域の早い復興を、改めて心よりお祈りしたい所です。

まだまだ、日本も捨てたもんじゃない。

P.S 今回はブログ記事を省略、次回は12/18(日)以降に掲載予定です。*(日本)*
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「逃げ」の閉会

2011-12-11 09:59:00 | インポート
各位お早うございます。昨日と今日、雲多めながらも冬晴れの当地名古屋。週末が2日続きで晴天に恵まれたのは、随分久し振りだった様な気がします。
昨夜は全国にて皆既月食が見られたとかで、曇天の北日本の各位には残念だった様ですね。当地も曇りがちだったんですが、皆既食の中心、月が陰になり赤く染まる辺りは何とか見られました。ただ、見所を迎えた月が天空に近く、見上げる位置だったのが少し辛かったですね。苦笑

所で昨日は、先の震災復興予算成立に向けた臨時国会が予定通り閉会となった訳ですが、内閣々僚の問題発言や不適当な企業との往来などにつき、可決された問責決議への誠意ある対応を行わないままの閉会は、主権者国民や野党各党よりの「逃げ」の印象もあり、如何なものかと心得ます。
又、深刻な財政危機が叫ばれる一方で、国家公務員や国会議員議員の人件費見直しは一向に進まない現状もあり、政権党はこの辺りをどう考え、改善するのか大きな疑問を感じる所でもありますね。

拙ブログ「トイレの雑記帳」にも関連記事を綴りましたので、下記アドレスよりご一読を下されば幸いであります。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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「逃げ」の閉会

2011-12-11 09:44:06 | 国際・政治

各位お早うございます。昨日に続き、雲多目ながらも冬晴れの当地名古屋、今月最初の冷え込みもとりあえず今日までの様で、明日以降は再び気温が少し上向く気配の様だ。昨夜は11年ぶりの、全国にて見られる皆既月食だったとかで、雲の多かった当地にても、月が完全に陰になり赤くなる辺りは拝む事ができた。ただ位置が難しい。ほぼ天空の位置だったので、希望だった写真撮影は諦めました。苦笑

さて、苦笑では済まされないのが、昨日閉会の臨時国会。先の復興関連予算を通したは良いが、国民の信義に反する言動を行った2大臣、一川防衛相と山岡消費者相はそれぞれ問責決議が通ったにも関わらず、野田首相は両者続投認知のご意向だとか。一体どう言うご了見なのか。特に一川大臣は、我国安保の最高責任者として明らかに不適格ではないか。在日米合衆国軍関係者の生じた深刻な暴力事件を「知らない」とか、「安保の素人」などとの言動は、思っていてもしないものだろう。本当に知らなかったなら、それこそ前原政調会長がご指摘の様に無責任不勉強の極みだし、今回の問責決議は、防衛相に関しては至当と言うべきだろう。

それにしても、この決議に際しての輿石参院幹事長の言動も不良の極みだ。「この問題で、防衛相交代の理由がないので必要ない」だと。更に「この程度で大臣交代となる政治はおかしい」と来た。おい輿石某!手前の不心得や不足を棚に上げてその様な言動を取るお前の方こそ異常なんだよ!所詮は日教組上がり。外交安保についての思考なんかその程度なんだろう。だったら「知らない」「不勉強」の事実をはっきり認知したらどうなのだ!?こんな輩に、政権党の最高幹部が勤まる訳はなかろう。

もう一方、山岡消費者相の問責についてもほぼ同じ。消費者を守る立場にありながら、加害者となりかねない業者側の会合に顔を出したりしていたらしい。ただ、山岡大臣の場合はきちんと謝罪を行えば、もう1回チャンスを与える事を考えても良い様な気もするのは事実。山岡大臣は、続投を望むなら誠意を以てその事や関与の経緯、改善の姿勢などを、詳細に国民に説明すべきだろう。

後、この財政危機に、国家公務員給与・賞与の削減法案が先送りされたのも遺憾。更に、今冬の国会議員賞与も昨年より平均9万円以上も増額され支給されたと言うではないか。これなどは、臨時国会閉会のどさくさに紛れた「お手盛り」以外の何物でもない!全く、霞が関村?と永田町限界集落?には、国民市民の生活感情は全く届いていないらしい。諸問題を先送りして職責をもろくに果たさずに、金だけ先に受け取るとは正に税金泥棒!「賃金は後払い」を定めた民法の精神にももとるもの。立法に携わる者の資質さえ疑われる有様だ。

来年初よりの通常国会にては、今後に向けての消費税増額を柱とする税制改革などの論議が控えているが、此度の幕引きの様な「逃げ」の姿勢では、多くの難題に立向かえるはずがない。通常国会は難航必至。ねじれ国会是正に向けての衆院解散総選挙も、来年はいよいよ不可避であろう。

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刃物ネット販売、禁止すべきでは

2011-12-07 23:36:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

12月も2週目にさしかかり、暦上は「大雪(たいせつ)」と申して北の方では本格的な雪の時季を迎える由。
現状は北海道が主ですが、この後順次東北、そして北陸など日本海側を中心に、雪の多い季節へと移ろって行く事でしょう。勿論大雪から来る災害への備えは大切だが、その一方でスキーやスケートなど冬のスポーツ、熱燗酒や鍋料理など、冬ならではの楽しみがあるのも事実でしょう。又、明12/8は、永く忘れてはならない先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争の開戦日。その捉え方は色々あるでしょうが、この出来事についての私の見解は、又後日触れて参りたいと思います。

話は変わり、先月末より首都圏にて、女子中学生らを標的にした刃傷事件が続発、中には深手を負った方もある様です。先日、通信制高校の生徒である少年容疑者が逮捕されましたが、同容疑者は殺意を以て犯行に及んでいた由。犠牲を生じなかったのが幸いであったが、最悪の事態もあり得ただけに、犯行前の予兆を察知して抑止する事の大切さが強く言及されているのはご存じの所でしょう。

少年容疑者は、以前より刃物類に興味を持ち、相当数をインター・ネット販売利用などによって入手していた模様。近所の住民各位も、同容疑者が刃物を良く携行しているのを認知していたとかで、もう少し関心が高ければ、此度の犯行自体を防げていた可能性があるでしょう。

そうした周囲の「見守る姿勢の大切さ」と共に、現状の我国内における「安易には刃物が手に入る」環境をも糾して行く必要があるのでは、と私は心得ます。その一つが、刃物が入手し易い物流環境を変えるべきであると思うのであります。まあ、非合法の部分をも含めれば、刃物はおろか、拳銃や爆発物まで手に入ってしまうインター・ネットに対する規制が極めて難しいのは承知しておりますが。

店頭においてもそうですが、基本的にインター・ネットで全ての種類の刃物が手に入る現状は如何なものかと思います。意図や目的がどうであっても、相手に対し簡単に殺傷力のある刃物が簡単に手にできる様な状況は決して好ましいものではない。ネットにての販売は原則認めない位の強い姿勢が必要でしょう。基本的には店頭のみの販売とし、客の手に届く位置ではなく、施錠できるショー・ケースに収めて必要時のみ店員が解錠して商品を出す位の厳重な管理を行って、丁度良い位だと思います。だから現状の\100ショップにても刃物が簡単に手に入る環境は見直されて良いと思います。

インター・ネットは大いに便利であるのは事実ですが、中には刃物の様に犯罪などに用いられ、殺傷事件を引き起こす可能性のある、取り扱いが相応しくない商品もある。そうした種類は、やはり今までの様に対面販売を続けた方が良く、事件などへの転用の可能性をも考えた上で販売方法を決めるべきでしょう。便利さよりも生命の安全確保の方が、当然ながら遥かに大事であるからであります。

P.S 今回は、ブログ記事を省略しております。*(日本)*


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