浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

孫の手

2023-05-01 | 定年波止場
歳をとってくると皮膚の水分量が少なくなってカサカサになり痒みを生じる。

痒いところに手が届く、という言い方があるが、痒いところは手が届く範囲内のみ発生するわけではない。

むしろ届かない場所が痒くなる場合が多い。

高齢者の95%が痒いところに手が届かなくて、ウ~カイカイと言いながら困っているのだ。

そこで高齢者の95%が孫の手に殺到する。

孫の手を買おうと思ってもデパート、コンビニに売ってなく、かろうじて観光地の土産物屋の店頭で、木刀などと一緒に並べられている粗末な竹製のものしかない。

だがやがて銀座のデパートや、コンビニの店頭の一番目立つところに孫の手が林立する日がやってくるのだ。

竹製でなく、桂や黒檀などの銘木製、スチールやタングステン、チタンなどゴルフのクラブ並みの高級品が続々と登場する。

握り手のところが銀で数十万円などというブランド品も出てくる。

これから先、高齢者は増えるばかりだ。

一人で二本、いや五本セット、痒い場所によってウッド、アイアンと使い分けるフルセットを持つ高齢者も増えてくる。

日本の人口の四人に一人が65歳以上の高齢者という時代になった。

これから商売を始めようとする人は、高齢者相手の商売ということを考えなくてはならない。

とりあえず孫の手が商売になるとニラんだ、前期高齢者予備軍であります。
コメント (2)
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