Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

チーム医療

2006-01-12 | 想い・雑感
 21世紀は、チーム医療の時代と言われています。
 患者を中心として、いろいろな職種が専門性を生かし、チームとして関わっていこうというものです。もちろん患者自身もチームの一員。
 現在病院で立ち上がっている代表的なものは、緩和ケアチーム、栄養サポートチームなど。ただその場合、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、機能訓練士、臨床心理士、事務職など直接病院内で医療に関わる人間でチームを組む場合が多いようです。当然のことですが、栄養士の方にしろ、薬剤師の方にしろ、医師の知らないことを山のように知っています。その専門性を行かせないのはもったいないのです。
 これからは、さらに鍼灸師、マッサージ師、アロマセラピーをする方、音楽などの芸術家、その他いろいろな職種の方が、健康維持や治療に関わっていける時代になればいいなと思います。
 ほとんどの医療行為は、医師の指示のもとでなければ行ってはいけないとされている現状の法のもとでは、最終責任がすべて医師にかかってくるので、難しい面も有ります。でも少しずつでも、より皆がハッピーな方向へ進んで行ければと思います。

癌年齢

2006-01-12 | 想い・雑感
 一般的に癌年齢といえば50代から70代をさします。その年代で癌が見つかることが多いからです。でも少しでも早期に見つけるために、癌検診は40才になれば毎年が推奨です。
 ただし、20代30代で胃癌、大腸癌、乳癌などに罹患してしまう方も少なからずおられます。特にその年代は、仕事や子育てでなかなか自分の体を顧みることもなく、若さから来る肉体への自信から、少し体調が悪くてもなかなか病院にかからず。そして見つかったときには手遅れということもめずらしくありません。
 まだ、幼い子を抱えながら、最後の日が近づいていることを隠しようもない肉体の変化。本人も周りもつらい。

 そんなことにならないよう、時には自分の体調に気を遣ってほしい。
 もちろん、心の健康にも。