長い人類の歴史の中では、現代のように食事を定期的に摂取できることの方が珍しいと思われ、体は飢餓に対応する仕組みが発達している。きちっと規則正しく食事を取らなければならないという人もいるけれど、そうするとどう良いのか、またその良さはどのように証明されたのかわからない面もある。
特に朝食の重要性を解くときに、脳のエネルギー源がブドウ糖だから、朝は絶対に糖分を取るべきだと述べる人がいる。正しいような気もするのだが、血液中の血糖は空腹時でも80~100mg/dlに保たれているのだから、脳にもエネルギー源は供給されるはずである。
一方朝食抜きダイエットを勧める人もいる。
本当のところ、どうするのが最も望ましいのか、よく分からない。3食食べる人の方が、1食の人より長命であるなどと言う統計は、見たことがない。
但し、肝硬変などで肝機能が弱っている人は、肝臓のエネルギー源がすぐに枯渇しやすいので、3食プラス夜食(炭水化物)というように、こまめに給油が必要らしい。
朝食に限らず、栄養に関することはなかなか難しい。ある特定の栄養素の重要性が話題になると、やたらのその栄養素を取ろうとする人、それを売ろうとする人がわっと盛り上がる。栄養などというものは、3大栄養素をまずバランス良く取り、ビタミン、ミネラルを摂取し、線維を取り入れるというのが基本である。必要な栄養素を万遍なく取ることが必要なのだ。
商業主義に踊らされて、特定の栄養素のみにこだわるのは愚かしい。役に立たないばかりか、かえって体を害することもあるようだ。
特に朝食の重要性を解くときに、脳のエネルギー源がブドウ糖だから、朝は絶対に糖分を取るべきだと述べる人がいる。正しいような気もするのだが、血液中の血糖は空腹時でも80~100mg/dlに保たれているのだから、脳にもエネルギー源は供給されるはずである。
一方朝食抜きダイエットを勧める人もいる。
本当のところ、どうするのが最も望ましいのか、よく分からない。3食食べる人の方が、1食の人より長命であるなどと言う統計は、見たことがない。
但し、肝硬変などで肝機能が弱っている人は、肝臓のエネルギー源がすぐに枯渇しやすいので、3食プラス夜食(炭水化物)というように、こまめに給油が必要らしい。
朝食に限らず、栄養に関することはなかなか難しい。ある特定の栄養素の重要性が話題になると、やたらのその栄養素を取ろうとする人、それを売ろうとする人がわっと盛り上がる。栄養などというものは、3大栄養素をまずバランス良く取り、ビタミン、ミネラルを摂取し、線維を取り入れるというのが基本である。必要な栄養素を万遍なく取ることが必要なのだ。
商業主義に踊らされて、特定の栄養素のみにこだわるのは愚かしい。役に立たないばかりか、かえって体を害することもあるようだ。