介護保険制度改正に伴い、4月から40歳から64歳までの末期がん患者も介護保険を利用できるようになるそうです。自宅で最期を迎えたいというニーズに応えるかたちです。
この場合の末期癌の定義は
(1)治癒を目的にした治療に効果が見られない
(2)進行性
(3)余命6カ月で治癒困難な状態とし、医師がそう判断した人
となっている。分かるような分からないような…。
まず患者本人は、間違いなく末期癌の定義に自分が当てはまるという事実に
対峙しなければなくなる。現在悪性疾患で在ることは告げても、あまり余命まではっきり告げることは少ない。でも自分の寿命と向き合わなければ、保険は下りないと言うことなのだろうか。
また、医師が6ヶ月と判断しても2年経っても大丈夫な方だって現実におられる。その場合どうなるのだろうか。
化学療法で腫瘍マーカーが減少したり、上昇が止まったりした場合、またいずれ上昇に転ずる場合がほとんどだが、この時期は進行性でないということで保険が利用できないのであろうか。
ニュースの文面だけではなかなか理解できないが、すぐにこれくらいの疑問は湧いてくる。これに対する答えがないのなら、机上の空論かな。
ただ厚生労働省が、適応される患者数を全国で年間300~2000名程度と推測しているところから、よっぽどでないと適応されないと思われる。64歳未満で癌により無くなる方は、もっと多いはずですから。
この場合の末期癌の定義は
(1)治癒を目的にした治療に効果が見られない
(2)進行性
(3)余命6カ月で治癒困難な状態とし、医師がそう判断した人
となっている。分かるような分からないような…。
まず患者本人は、間違いなく末期癌の定義に自分が当てはまるという事実に
対峙しなければなくなる。現在悪性疾患で在ることは告げても、あまり余命まではっきり告げることは少ない。でも自分の寿命と向き合わなければ、保険は下りないと言うことなのだろうか。
また、医師が6ヶ月と判断しても2年経っても大丈夫な方だって現実におられる。その場合どうなるのだろうか。
化学療法で腫瘍マーカーが減少したり、上昇が止まったりした場合、またいずれ上昇に転ずる場合がほとんどだが、この時期は進行性でないということで保険が利用できないのであろうか。
ニュースの文面だけではなかなか理解できないが、すぐにこれくらいの疑問は湧いてくる。これに対する答えがないのなら、机上の空論かな。
ただ厚生労働省が、適応される患者数を全国で年間300~2000名程度と推測しているところから、よっぽどでないと適応されないと思われる。64歳未満で癌により無くなる方は、もっと多いはずですから。