杉の伐採時に、雄花の多い株を選んで伐採することにより、雄花が減少したというデータを林野庁が誇張して発表したことが問題となっている。
花粉問題との絡みがあるため、「粉」飾という言葉を使っている報道が目に付く。しかし、カネボウやホリエモンの問題は確かに粉飾であろうが、林野庁の問題の本質は、飾ることにあると言うよりは隠すことにあるとおもう。
情報公開に逆行する体質が、行政にも色濃く残っていることの一端を示すものであろう。嘘をついているわけでも、データを捏造しているわけでもないが、一部を隠すことにより、国民を欺いているわけである。
統計は数字として出てくるので、私たちはそれを信用しやすい。それにデータを全部見せてもらい検証するわけでもないので、信用するしか無いとも言える。そんなことは林野庁の優秀な人間は十分知っているはずである。信用を裏切るという意味で、データ捏造よりかえって罪が重いという面があることを認識して頂きたい。
事実も交えて全体としては人を欺く。まさに詐欺の手口である。
まあ、林野庁の方も、林業の振興その他、たくさん考えないといけないことがあり大変なのでしょうが、こういう風にごまかしととられることが出てくると、世論としては信用失墜。林業もなかなか厳しい状況でしょうから、なんとか、山で働いている人には、迷惑がかからないようにして欲しいものです。
花粉問題との絡みがあるため、「粉」飾という言葉を使っている報道が目に付く。しかし、カネボウやホリエモンの問題は確かに粉飾であろうが、林野庁の問題の本質は、飾ることにあると言うよりは隠すことにあるとおもう。
情報公開に逆行する体質が、行政にも色濃く残っていることの一端を示すものであろう。嘘をついているわけでも、データを捏造しているわけでもないが、一部を隠すことにより、国民を欺いているわけである。
統計は数字として出てくるので、私たちはそれを信用しやすい。それにデータを全部見せてもらい検証するわけでもないので、信用するしか無いとも言える。そんなことは林野庁の優秀な人間は十分知っているはずである。信用を裏切るという意味で、データ捏造よりかえって罪が重いという面があることを認識して頂きたい。
事実も交えて全体としては人を欺く。まさに詐欺の手口である。
まあ、林野庁の方も、林業の振興その他、たくさん考えないといけないことがあり大変なのでしょうが、こういう風にごまかしととられることが出てくると、世論としては信用失墜。林業もなかなか厳しい状況でしょうから、なんとか、山で働いている人には、迷惑がかからないようにして欲しいものです。