Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

林野庁の「粉飾?」

2006-02-25 | 想い・雑感
 杉の伐採時に、雄花の多い株を選んで伐採することにより、雄花が減少したというデータを林野庁が誇張して発表したことが問題となっている。

 花粉問題との絡みがあるため、「粉」飾という言葉を使っている報道が目に付く。しかし、カネボウやホリエモンの問題は確かに粉飾であろうが、林野庁の問題の本質は、飾ることにあると言うよりは隠すことにあるとおもう。

 情報公開に逆行する体質が、行政にも色濃く残っていることの一端を示すものであろう。嘘をついているわけでも、データを捏造しているわけでもないが、一部を隠すことにより、国民を欺いているわけである。

 統計は数字として出てくるので、私たちはそれを信用しやすい。それにデータを全部見せてもらい検証するわけでもないので、信用するしか無いとも言える。そんなことは林野庁の優秀な人間は十分知っているはずである。信用を裏切るという意味で、データ捏造よりかえって罪が重いという面があることを認識して頂きたい。

 事実も交えて全体としては人を欺く。まさに詐欺の手口である。

 まあ、林野庁の方も、林業の振興その他、たくさん考えないといけないことがあり大変なのでしょうが、こういう風にごまかしととられることが出てくると、世論としては信用失墜。林業もなかなか厳しい状況でしょうから、なんとか、山で働いている人には、迷惑がかからないようにして欲しいものです。

玉川温泉

2006-02-25 | 想い・雑感
 詳しくは知らないが、秋田県に癌患者の間でちょっと有名な玉川温泉というのがある。強酸の泉質と岩盤浴で有名であるとともに、癌に効くと言われているらしい。その真偽のほどは知らないが、湯治客の多くは、癌を患っている方のようだ。

 その温泉近くで雪崩があったらしい。念のために温泉への道は通行止めになっている模様だ。

 雪崩くらい些事だ、と動じない人がほとんどかもしれないが、
近隣の医療施設までかなり離れているということなので気になる。

 通行止め解除となるまで、急変するような方がおられないよう、祈るばかりである。

 雪崩は、40mにわたり50cmの高さで起こっているとのこと。50cmなんてたいしたこと無いと感じる方も多いだろうが、雪って重いでしょう。実際それに巻き込まれると、かなり危険だと思う。

 学生時代に、低い山だが冬山に連れて行ってもらったことがある。頂上近くで、数十メートルにわたり50cmくらいの雪の段差を見たことがある。雪崩の跡である。その時はそれほどでもなかったが、後で考えて、随分危険なところに近づいていたものだとぞっとしたことを思い出す。