SLの終末期 唐津線の貨物列車に 西唐津機関区に9600形機関車が在籍し 長崎本線佐賀駅から西唐津迄貨物列車の先頭に立
っていました 客車列車は 気動車化されていましたが 朝の一往復だけ客車列車も運転されていました。
夜の佐賀駅で 出番を待つ29692号機が休んでいました。
1973年3月8日撮影 長崎本線 佐賀駅 9600形 29692
国鉄の時代は 今と違い夜行の普通列車が各地で運転されていて 九州でも門司港から鹿児島本線八代を経由し 肥薩線・吉都線
を経て都城へ また日豊本線経由で西鹿児島へ 西九州へは鳥栖から長崎本線で長崎(早岐で佐世保行をを分割)と便利な夜行の普
通列車が有りました 当時九州での撮影は 夜行で九州入りし 一日筑豊本線で撮影後一度門司港へ戻り 南九州や西九州に向かう
のが一般的でした。
この時は 唐津線での撮影だったので 長崎・佐世保行に乗り佐賀駅で下車 佐賀駅始発で多久に向かい 多久越えに挑むキュウロ
ク貨物を写しました。
1973年3月8日撮影 唐津線 多久~厳木 9600形
多久からは 後部にもう一輌補機が付き 唐津線最大の難所多久越えに挑む下り貨物です。
朝一往復残っていた客車列車です。
1973年3月8日撮影 唐津線 多久~厳木 9600形 727レ 普通 西唐津行