京都から幡生迄673.8km 山陰本線は 京都・兵庫・鳥取を過ぎ 島根県に入ると美しい海沿いに西を目指します。
大阪から「あかつき」など寝台列車が 多数運転されていたので 下関迄寝台列車で来ると 朝一番の山陰本線上り列車で撮影地に
向かい 撮影を終えると逆のコースを辿って戻る藻が常でした。
山陰本線西部では D51が客・貨列車を牽引していたので 往復夜行日帰りでの撮影でした。
山の斜面から海を入れて写しました。
1974年3月撮影 山陰本線 三見~飯井 D51牽引 上り貨物
今度は 線路際からの撮影です 折角の煙も 海風を受けて横に流れてしまいました。
三見~飯井 D51牽引 下り客車列車
海岸に降りて 浜辺からの撮影です。
湯玉~小串 D51牽引 客車列車
山陰本線も電化された城崎温泉までは 特急列車も走る観光路線ですが 浜坂を過ぎると本線とは名ばかりで すっかりローカル
化していて 一部では廃止の噂も聞こえてきます そうなると豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の 山陰コースのコース
変更も余儀なくされ 山陰海岸の美しい風景も見られなくなります 2010年8月開業の餘部橋梁は 建設後まだ12年しか経っていま
せん 橋梁だけ残して観光施設にするには忍びないでしょう 列車が走ってこその橋梁です 橋梁としての役目を果たして欲しいと
思うのですが。