線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

最北の地を行くキュウロク貨物

2020-11-18 16:48:06 | 蒸気機関車
 日を置いて南から北へ上って来た9600形蒸機関車も 今日の宗谷本線の画像で最後になります。

 盆休みを利用しての北海道行 この年はC55の最果て鈍行撮影に充てましたが キュウロク牽引の貨物列車も写せまし

た。

 稚内に夕方到着する321レ(通称最果て鈍行)を写すには 前日稚内で泊まるか 夜行(急行利尻)で朝稚内に着くかしか

なく 盆休みを利用しての短い旅程では 朝大阪を飛行機で発ち 夜行で翌日の朝稚内入りし その日の夜行で札幌に戻り 

翌日の飛行機で大阪に戻るしか方法が有りませんでした。

 この時も貴重な一日は曇り空だったので 写したかった利尻富士バックは諦め 北海道らしくクマザサの生い茂る原野で 

最果て鈍行とキュウロク貨物を写しました。

 見渡す限りクマザサの生い茂る原野を かき分けるように伸びる線路を 短いキュウロクの貨物がやって来ました。

    

    1973年8月00日撮影 宗谷本線 抜海~南稚内           9600形  下り貨物列車

 宗谷本線の貨物列車も 線路規格の低い名寄から北は 名寄機関区の9600形の牽引でした。

    

                                    9600形  下り貨物

 クマザサの生い茂原野の中に 所々白樺の木が生えていました。

獣道すら見当たらないクマザサが生い茂る原野を 見当をつけて高みを目指してひたすら歩きましたが 所々細い溝が流

れていて真っ直ぐ進めず 難儀したのを思い出されます。

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須磨の日の出

2020-11-15 13:58:56 | 221・223・225系
 昨日須磨で写した日の出の写真です 雲の上から太陽が半分顔を出しています 好いタイミングで223系快速電車が通過

してくれました 貨物列車ならなお良かったのですが。

    

    2020年11月14日撮影 山陽本線 須磨~塩屋             223系  快速 網干行

 昨日の神戸の日の出は 6時32分でした この電車の通過が6時41分なので凡そ10分後の通過になります この次の貨物

(5055レ)の通過予定時刻が 6時51分なので もう少し日の出時刻が遅くなるのを待って 来週あたり再挑戦したいと思って

いますが 天気がどうなる事か気になります。

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朝の須磨海岸で下り貨物を

2020-11-14 16:33:51 | EF210
 今日も朝一番の電車で塩屋へ出かけ 日の出と共に西に下る貨物を写してきました。

 山電塩屋駅に着いたのが6時29分 跨線橋に着いても東の空に低い雲が有り 太陽はまだ顔を出していませんでした

 撮影準備をしている間に普電や快速が通過し 雲の上に太陽が顔を覗かせた頃5055レがやって来ました。

    

    2020年11月14日撮影 山陽本線 須磨~塩屋            EF210 130  5055レ

 真夜中に東海道を駆け抜けた列車は 須磨海岸で朝を迎えます 上り始めた太陽を絡めて構図を変えずに定点撮影で

す。



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常紋越えの9600形重連

2020-11-13 18:48:32 | 蒸気機関車
 北海道のキュウロクを語る上で忘れてならないのは 常紋越えと呼ばれる急勾配を 前や後にキュウロクを従え上る D

51牽引の貨物列車でしょう。

 前補機キュウロクと組んで重連で常紋峠を超える貨物列車です。

    

    1970年5月00日撮影 石北本線 生田原~常紋(信)       前補機9600形(69620)本務機D51 下り貨物列車

 生田原から常紋信号所に続く急で長い上り坂を 細い沢に沿って2輌の蒸気機関車が引っ張り上げるのですが 時には遠

く時には近く谷間に響くドラフト音を聞いていると 急勾配との格闘の様子が目に見える様でした。 

 今か今かと待っていると山影から煙が見え始め やがて谷を埋め尽くすような猛煙に包まれた2輌の蒸気機関車が姿を見

せました。

 此処ぞと思う所でシャッターを切り 後は一歩一歩踏みしめて歩を進める貨物列車の通過をノンビリ眺めていましたが 突

然目の前でキュウロクが空転を始めました それを支える様に踏ん張るデゴイチも 負荷に耐え切れずに続いて空転 然し

態勢を立て直したキュウロクに続いて 本務機デゴイチも態勢を立て直し 暫くすると何事も無かった様に 合図の汽笛を残

し常紋トンネルに吸い込まれて行きました 列車を待つ間長い静寂が流れていましたが どれだけ続いたのだろうかあれだ

け続いていたドラフト音も 常紋トンネルに入る汽笛の合図を最後に途切れ 辺りは静寂に包まれていました。

 常紋峠の訪問はこの一度だけですが 当時信号所と言え客扱いをしていたので 冬でも楽々行けたのですが 当時の北

海道には スワローエンゼルと呼ばれたスーパースターや 宗谷本線のC55など他にも被写体が豊富で C形機関車の魅

力には敵いませんでした。

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EF66 101号機牽引2077レ

2020-11-12 20:13:41 | EF66
 今日夙川で写した2077レです EF66 100番台のトップナンバー牽引で ムドにEF64 1017号機が付いていました。

夙川では1050レ・DD51網干訓練と写し 後は本日の本命EF66牽引貨物を写すだけでしたが 81レは快速に被られ写せな

かったので 2077レは被られずに写せるか心配でしたが 快速や普電の動きを見るとその心配はありませんでした。

    

    2020年11月12日撮影 東海道本線 さくら夙川~芦屋        EF66 101 次EF64 1017  2077レ

 牽引するのは EF66 100番台のトップナンバーで ムドでEF64 1017号機のおまけまで付いていました 貨物の乗りも良く

好い写真が写せました。

 話は変わりますが この立ち位置の線路際に生えていたナンキンハゼの木は 根元からバッサリ切り倒されていて写し易

くなりました おそらく木が大きくなりすぎ 信号ケーブルのコンクリートに当たる様になったからでしょう もっと早く切って置

けば良かったと思うのですが。

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