2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3189ページ
ナイス数:1165ナイス
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)の感想
15年以上ぶりの再読で、下巻は物語の筋もディテールも、何もかも覚えていなかった。読後感も上巻とは異なり、今までとは違ったように思う。なんという喪失感。哀しい。若い私もエピローグで泣いただろうか? 覚えていない。今まで私は作者は無条件に強い人間だと思っていたけれど、弱さを享受し、愛すしているからこその強さなんだと思った。
読了日:4月29日 著者:村上春樹
羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)の感想
「村上さんのところ」を眺めていたら、昔の長編が読みたくなって。中学生の頃、この本で村上春樹と出会った。多分15年(もっと?)ぶりくらい2~3回目の再読となるけど、読み始める前はストーリーすら忘れていたのに読み始めたらディテールまで読み覚えがあった。ストーリーを追うことよりも、文章の読み心地を楽しめた。あっという間に一気読み。下巻に行きます。昔読んだときよりは知識も語彙も増えたけれどそれでなにか新しい発見があったか? というとそういうわけでもありませんでした。不思議。
読了日:4月29日 著者:村上春樹
新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)の感想
長いこと積読していたのに、読み始めたら一気読みでした。近代文学の代表作を森見脳内で京都と阿呆学生に転換させるとこうなるのか。原作を読んだことがなくても、いつもの四畳半的森見作品としても十分楽しめますが、読み比べると尚。鴎外の「百物語」だけ原作未読だったので「他にも有名なものがあるのになあ」と思ったけれど、ちょっと「きつねのはなし」よりのものを書きたくてこれを取り上げたのかな。この話が一番好きです。話のバラエティ(しんみり系から抱腹絶刀Aちょいミステリアスなものまで)にも富み、掲載順も納得。装丁もいいです。
読了日:4月26日 著者:森見登美彦
山月記の感想
森見版を読むにあたって。高校の頃に教科書?で読んだ以来かなあ。短いながらも味わい深く、中島敦の才能に感嘆します。ただの虎ではなく「人食い」になってしまったところが悲しい。虎になってまでも、臆病な自尊心と決別できない。いや、逆に人間でいる限りは自尊心を満足させることができなかったために彼は虎になったのだ。詩ではなく、野獣の力で。
読了日:4月26日 著者:中島敦
百物語の感想
森見版「百物語」を読んだあとに。飾磨屋という酔狂な傍観者を観察することで傍観者である自分を考察する、という感じかな? うーん、なんかやっぱり鴎外は自分に合わないなあ。一人でぐだぐだ何時までも云ってろ、と言いたくなってしまう。
読了日:4月26日 著者:森鴎外
すいかのたね―ばばばあちゃんのおはなし こどものとも傑作集の感想
図書館で立ち読み。スイカの種、そりゃ怒るよね~。でも怒った結果、みんな喜んじゃうけどいいの? ばばばあちゃんのほうが一枚上手だったということですな。
読了日:4月25日 著者:さとうわきこ
#アホ男子母死亡かるたの感想
図書館で立ち読み。息子いないけど、わかるなあ。でも男子だけじゃなくて、子どもってこんなもんなんじゃ? カルタというからにはもっと語呂良く文章を作ってほしかったかなあ。
読了日:4月25日 著者:
満願の感想
図書館本。仕事が忙しい&体がしんどい時期に予約が回ってきて読めるか不安でしたが、何とか期限内に読めました。ブラック・ミステリーな短編6つ。どれも質の違った浮ウ。「万灯」は嫌な胸騒ぎに急かされるよう、手に汗握りつつ一気読み。怪談が好きなので「関守」もよかった。「柘榴」はいまいち入り込めず、でもいちばん米澤穂信らしいといえばらしいか。作者は私と同い年なのに、昭和(それも生まれる前などの)を舞台にした作品が多いのは、ネットや電子機器に支配される前の世の中を書きたいからなのかな?
読了日:4月25日 著者:米澤穂信
ぴたっ! (日本傑作絵本シリーズ)の感想
ふふふ。思わず目を細めてしまう、かわいい絵本。いろんな動物の親子が「ぴたっ」と寄り添う・・・だけなのですが。親子(お母さんと赤ちゃん)で読むのに最適ですね。
読了日:4月23日 著者:あずみ虫
中2の男子と第6感(1) (ヤンマガKCスペシャル)の感想
大きい書店にもツタヤにもなくて、ネットで購入。表紙から「お、学園ラブコメ?」と思ったら、いつもの福満作品でした・・・が! 後半、なんだか微妙な方向に。掲載誌がメジャーなだけに、方向転換を余儀なくされたか? 解離・妄想的な前半の流れ、私は好きなんだけどなあ。
読了日:4月23日 著者:福満しげゆき
東南アジア四次元日記 (幻冬舎文庫)の感想
氏の旅エッセイの原点というべき1冊。会社を辞めて「陸路で東南アジアをまわる」というなんとも男気あふれる旅になるはずだったのに…気づけば「アホアホスャbト」めぐりの旅に。ミャンマーの話がどれもおもしろかったです。写真だけでも十分楽しめる1冊、さらにそこに飄々とした宮田文体が加わるんだから・・・おもしろくないはずがない! 私自身は旅好きだけど「外国はちょっと…」なので、代わりに宮田さんが見てきてくれた! という感覚に陥りました。こんな風な、期間を決めない旅がしてみたいなあ。
読了日:4月23日 著者:宮田珠己
日本全国食べつくし! 極楽おいしい二泊三日 (文春文庫)の感想
図書館本。自分の地元でもないのに、こんなに堂々とお勧めできる店だけで2泊3日の旅を組めるってすごいなあ。お店の地図も載っていたら、もっと楽しめたのに。掲載されているお店、大阪の「八重勝」と「道頓堀今井」しか行った事がないです。今井は確かに美味しいけど、大阪できつねうどんに700円は高いよ・・・
読了日:4月19日 著者:さとなお
この部屋で君と (新潮文庫)の感想
図書館本。間取り好きなので興味を持って読み始めたが、うーん。半分以上初読み作家さんだったけど、結局坂木さんがいちばんしっくり来た。あ、飛鳥井さん、三上さん(共に初読み)もよかった。間取り好きなだけにそこに固執してしまって物語を楽しめなかった部分もあり。最終話は「お互いいい年して何やっとんじゃ!」と怒りしか沸いて来ず。純粋に楽しむにはこのアンソロジーの適正対象年齢を過ぎてしまったんですかね?笑 二人暮らしと聞くと同棲をまずいちばんに思い浮かべるけど、そのほかの同居物件もありのバラエティーに富んだ1冊でした。
読了日:4月18日 著者:朝井リョウ,越谷オサム,吉川トリコ,坂木司,似鳥鶏,徳永圭,飛鳥井千砂,三上延
ともだちや―おれたち、ともだち! (ビッグブック)の感想
読みきかせを聞かせてもらいました。ストレートなメッセージの絵本。前にさらっと読んだときは、おおかみという友達ができたのなら「ともだちはいりませんかー」などと練り歩かずにおおかみを大事にせえよ! と思ったけれど、きつねは自分のうれしい気持ちを他の人にも分けてあげたかったんだね。
読了日:4月18日 著者:内田麟太郎
おまえうまそうだな (ャvラ社のよみきかせ大型絵本)の感想
読みきかせを聞きかせてもらいました。なんともせつないラスト。子どもよりも大人のほうが感動しそうですね。でもティラノサウルスは肉食である自分に傷つかなくてもいいと思うよ。
読了日:4月18日 著者:宮西達也
わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん (かこさとし おはなしのほん( 3))の感想
読友さんが最近読んでおられた本が図書館の入り口においてあったので思わず手に。「アクマ」は完全に鬼ですね。うちにある「かこさとしカレンダー」の2月の絵にもなっていたし(この本からとは知らなんだ)。読みながら、「他のかこさんの絵本と毛色が違う」と感じました。言論統制とか、方言禁止とか、カンカラ三線とか焚書とか…そういう、権力によって自由や「らしさ」を奪われた古今東西の様々な出来事がよぎりました。今回は立ち読みでしたが、次に読むときには、たくさん出てくる人物・楽器・動物などをひとつひとつゆっくり見てみたいです。
読了日:4月14日 著者:加古里子
スットコランド日記 (幻冬舎文庫)の感想
「本の雑誌」webで公開された日記2008年4月~2009年3月の1年分をまとめたもの。毎日、日記を公開するって、大変だ。それゆえ最初は苦悩や迷いが見え隠れする日記になっているが年が明けた頃から開眼したか、いつもの宮田節が炸裂。表紙写真が宮田家ベランダから見えるスットコランドなのかな? この眺望は確かに手放しがたい。「ぼーっとしたい人が、ぼーっと読んで、ますますぼーっとできるような本」をこれからも書いてください。「日常の細々としたことに、いつもうわの空な私だ」というところに共感。
読了日:4月12日 著者:宮田珠己
進撃の巨人(16) (講談社コミックス)の感想
レイス家の、アッカーマン家の、エレンの父の、そして世の中の理の秘密が次々と解明する。全巻まで信じていたことが急にひっくり返った。これだけ巻を重ねても、中だるみせず話が展開するってすごい。「手を汚す」ことを決めた104期兵たちの覚悟。親父を背負い投げのヒストリア(なるほど、歴史)、かっこいいぜ。ケニーの過去譚からほのめかされたリヴァイの出自。そしてザックレーさん、変態だったのですね。ニセ予告、いやいやお前の仕事はここにはないよ! でも腰パン野郎見たいです。
読了日:4月12日 著者:謗R創
こわーいはなし (チューリップえほんシリーズ)の感想
図書館で立ち読み。「おばけのこどもかわいいねー」と軽くも読めるし、深読みすることも。結局何が浮「って、うわさのもつ力か。
読了日:4月5日 著者:せなけいこ
うみだ うみだ―しりとりえほん (ことばあそびのえほん)の感想
図書館で立ち読み。海水浴が好き、というせなさんの、たのしい気持ちがあふれています。「しりとり絵本」というわりに、途中でアクシデントが起きると「どこまでいったか忘れちゃった」とまた新しい言葉から始めるなど、ゆるさがすてきです。
読了日:4月5日 著者:せなけいこ
深夜食堂 9 (ビッグコミックススペシャル)の感想
再読。今、撮りためていたドラマの3シーズン目を、ちょこちょこ見ています。本当はマリリンの話(「ロールキャベツ」)を読み返したかったけれど、家にある深夜食堂の漫画はこれだけだったので。マユミちゃん押しの1冊。そのほかも、この巻に収録されているのはどれも好きな感じの話でした。まいたけ天をはじめとして私の好きな料理が多いからかも?
読了日:4月5日 著者:安倍夜郎
読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:3189ページ
ナイス数:1165ナイス
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15年以上ぶりの再読で、下巻は物語の筋もディテールも、何もかも覚えていなかった。読後感も上巻とは異なり、今までとは違ったように思う。なんという喪失感。哀しい。若い私もエピローグで泣いただろうか? 覚えていない。今まで私は作者は無条件に強い人間だと思っていたけれど、弱さを享受し、愛すしているからこその強さなんだと思った。
読了日:4月29日 著者:村上春樹
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「村上さんのところ」を眺めていたら、昔の長編が読みたくなって。中学生の頃、この本で村上春樹と出会った。多分15年(もっと?)ぶりくらい2~3回目の再読となるけど、読み始める前はストーリーすら忘れていたのに読み始めたらディテールまで読み覚えがあった。ストーリーを追うことよりも、文章の読み心地を楽しめた。あっという間に一気読み。下巻に行きます。昔読んだときよりは知識も語彙も増えたけれどそれでなにか新しい発見があったか? というとそういうわけでもありませんでした。不思議。
読了日:4月29日 著者:村上春樹
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長いこと積読していたのに、読み始めたら一気読みでした。近代文学の代表作を森見脳内で京都と阿呆学生に転換させるとこうなるのか。原作を読んだことがなくても、いつもの四畳半的森見作品としても十分楽しめますが、読み比べると尚。鴎外の「百物語」だけ原作未読だったので「他にも有名なものがあるのになあ」と思ったけれど、ちょっと「きつねのはなし」よりのものを書きたくてこれを取り上げたのかな。この話が一番好きです。話のバラエティ(しんみり系から抱腹絶刀Aちょいミステリアスなものまで)にも富み、掲載順も納得。装丁もいいです。
読了日:4月26日 著者:森見登美彦
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森見版を読むにあたって。高校の頃に教科書?で読んだ以来かなあ。短いながらも味わい深く、中島敦の才能に感嘆します。ただの虎ではなく「人食い」になってしまったところが悲しい。虎になってまでも、臆病な自尊心と決別できない。いや、逆に人間でいる限りは自尊心を満足させることができなかったために彼は虎になったのだ。詩ではなく、野獣の力で。
読了日:4月26日 著者:中島敦
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森見版「百物語」を読んだあとに。飾磨屋という酔狂な傍観者を観察することで傍観者である自分を考察する、という感じかな? うーん、なんかやっぱり鴎外は自分に合わないなあ。一人でぐだぐだ何時までも云ってろ、と言いたくなってしまう。
読了日:4月26日 著者:森鴎外
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図書館で立ち読み。スイカの種、そりゃ怒るよね~。でも怒った結果、みんな喜んじゃうけどいいの? ばばばあちゃんのほうが一枚上手だったということですな。
読了日:4月25日 著者:さとうわきこ
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図書館で立ち読み。息子いないけど、わかるなあ。でも男子だけじゃなくて、子どもってこんなもんなんじゃ? カルタというからにはもっと語呂良く文章を作ってほしかったかなあ。
読了日:4月25日 著者:
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図書館本。仕事が忙しい&体がしんどい時期に予約が回ってきて読めるか不安でしたが、何とか期限内に読めました。ブラック・ミステリーな短編6つ。どれも質の違った浮ウ。「万灯」は嫌な胸騒ぎに急かされるよう、手に汗握りつつ一気読み。怪談が好きなので「関守」もよかった。「柘榴」はいまいち入り込めず、でもいちばん米澤穂信らしいといえばらしいか。作者は私と同い年なのに、昭和(それも生まれる前などの)を舞台にした作品が多いのは、ネットや電子機器に支配される前の世の中を書きたいからなのかな?
読了日:4月25日 著者:米澤穂信
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ふふふ。思わず目を細めてしまう、かわいい絵本。いろんな動物の親子が「ぴたっ」と寄り添う・・・だけなのですが。親子(お母さんと赤ちゃん)で読むのに最適ですね。
読了日:4月23日 著者:あずみ虫
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大きい書店にもツタヤにもなくて、ネットで購入。表紙から「お、学園ラブコメ?」と思ったら、いつもの福満作品でした・・・が! 後半、なんだか微妙な方向に。掲載誌がメジャーなだけに、方向転換を余儀なくされたか? 解離・妄想的な前半の流れ、私は好きなんだけどなあ。
読了日:4月23日 著者:福満しげゆき
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氏の旅エッセイの原点というべき1冊。会社を辞めて「陸路で東南アジアをまわる」というなんとも男気あふれる旅になるはずだったのに…気づけば「アホアホスャbト」めぐりの旅に。ミャンマーの話がどれもおもしろかったです。写真だけでも十分楽しめる1冊、さらにそこに飄々とした宮田文体が加わるんだから・・・おもしろくないはずがない! 私自身は旅好きだけど「外国はちょっと…」なので、代わりに宮田さんが見てきてくれた! という感覚に陥りました。こんな風な、期間を決めない旅がしてみたいなあ。
読了日:4月23日 著者:宮田珠己
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図書館本。自分の地元でもないのに、こんなに堂々とお勧めできる店だけで2泊3日の旅を組めるってすごいなあ。お店の地図も載っていたら、もっと楽しめたのに。掲載されているお店、大阪の「八重勝」と「道頓堀今井」しか行った事がないです。今井は確かに美味しいけど、大阪できつねうどんに700円は高いよ・・・
読了日:4月19日 著者:さとなお
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図書館本。間取り好きなので興味を持って読み始めたが、うーん。半分以上初読み作家さんだったけど、結局坂木さんがいちばんしっくり来た。あ、飛鳥井さん、三上さん(共に初読み)もよかった。間取り好きなだけにそこに固執してしまって物語を楽しめなかった部分もあり。最終話は「お互いいい年して何やっとんじゃ!」と怒りしか沸いて来ず。純粋に楽しむにはこのアンソロジーの適正対象年齢を過ぎてしまったんですかね?笑 二人暮らしと聞くと同棲をまずいちばんに思い浮かべるけど、そのほかの同居物件もありのバラエティーに富んだ1冊でした。
読了日:4月18日 著者:朝井リョウ,越谷オサム,吉川トリコ,坂木司,似鳥鶏,徳永圭,飛鳥井千砂,三上延
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読みきかせを聞かせてもらいました。ストレートなメッセージの絵本。前にさらっと読んだときは、おおかみという友達ができたのなら「ともだちはいりませんかー」などと練り歩かずにおおかみを大事にせえよ! と思ったけれど、きつねは自分のうれしい気持ちを他の人にも分けてあげたかったんだね。
読了日:4月18日 著者:内田麟太郎
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読みきかせを聞きかせてもらいました。なんともせつないラスト。子どもよりも大人のほうが感動しそうですね。でもティラノサウルスは肉食である自分に傷つかなくてもいいと思うよ。
読了日:4月18日 著者:宮西達也
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読了日:4月14日 著者:加古里子
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「本の雑誌」webで公開された日記2008年4月~2009年3月の1年分をまとめたもの。毎日、日記を公開するって、大変だ。それゆえ最初は苦悩や迷いが見え隠れする日記になっているが年が明けた頃から開眼したか、いつもの宮田節が炸裂。表紙写真が宮田家ベランダから見えるスットコランドなのかな? この眺望は確かに手放しがたい。「ぼーっとしたい人が、ぼーっと読んで、ますますぼーっとできるような本」をこれからも書いてください。「日常の細々としたことに、いつもうわの空な私だ」というところに共感。
読了日:4月12日 著者:宮田珠己
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レイス家の、アッカーマン家の、エレンの父の、そして世の中の理の秘密が次々と解明する。全巻まで信じていたことが急にひっくり返った。これだけ巻を重ねても、中だるみせず話が展開するってすごい。「手を汚す」ことを決めた104期兵たちの覚悟。親父を背負い投げのヒストリア(なるほど、歴史)、かっこいいぜ。ケニーの過去譚からほのめかされたリヴァイの出自。そしてザックレーさん、変態だったのですね。ニセ予告、いやいやお前の仕事はここにはないよ! でも腰パン野郎見たいです。
読了日:4月12日 著者:謗R創
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図書館で立ち読み。「おばけのこどもかわいいねー」と軽くも読めるし、深読みすることも。結局何が浮「って、うわさのもつ力か。
読了日:4月5日 著者:せなけいこ
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図書館で立ち読み。海水浴が好き、というせなさんの、たのしい気持ちがあふれています。「しりとり絵本」というわりに、途中でアクシデントが起きると「どこまでいったか忘れちゃった」とまた新しい言葉から始めるなど、ゆるさがすてきです。
読了日:4月5日 著者:せなけいこ
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再読。今、撮りためていたドラマの3シーズン目を、ちょこちょこ見ています。本当はマリリンの話(「ロールキャベツ」)を読み返したかったけれど、家にある深夜食堂の漫画はこれだけだったので。マユミちゃん押しの1冊。そのほかも、この巻に収録されているのはどれも好きな感じの話でした。まいたけ天をはじめとして私の好きな料理が多いからかも?
読了日:4月5日 著者:安倍夜郎
読書メーター