Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

Hugの魔法

2007年12月13日 | 見つけたHappyたち
Hugの魔法




ヨーロッパやアメリカのいわゆる
”欧米人”の方々は
普段の挨拶でも

”Hug”(愛情をこめて抱きしめる)をする。


私達が丁寧にお辞儀をしてご挨拶するのとは
距離感が、違う。


それはそれで、私達日本人は、

”Very Polite”(とても、礼儀正しい)

と評価されるのだけれど


最近、<Hug>ってすごいなぁ



人と人の距離をぐっと近づけて
相手を大好きにさせる魔法があるんだなぁ

ということをあらためて、感じている。








<Hug>は、私と息子の毎日の朝の習慣でも、ある。



仕事をしていたり、
友達とのお付き合いもあったり、で

正直、いつも子供とだけ、向き合っているわけではない。
(ブログを読んでいらっしゃる方はお分かりですよね

ワーキングマザーとして生きなければいけないと
決断したとき、
それを潜り抜けてきた先達のママたちの
子供との時間について書かれたものを幾つも読んだ


毎日、1日の報告をしあう
手紙や日記を交換する・・・というのが
多かったけれど

私と息子の場合は、<Hug>だ。


朝起きてきた息子をギューッとHugしながら
毎日毎日

彼が私の宝物であること
彼が生まれてきてくれたことの感謝 を伝える。









母のお通夜の時のこと。

4月、桜が散り始める頃
四谷にあるイグナチオ教会で行われた
母のお通夜には

親戚や父や母の関係者が駆けつける中
驚くほど大勢の私の友人達が参列してくれていた。

中学時代の友達、高校時代の友達、
大学時代の友達、最初に就職した会社の友達、
日英協会で知り合った先輩や友達、
息子のナーサリー時代のママ達、
息子の幼稚園、そして小学校のママ達・・・。

男女問わず、自分のパートナーや子供達を連れて
母へのお別れと私への励ましに来てくれたのだった。


ご存知のように教会ではお別れの礼拝の後
家族が祭壇の横に並び
参列して下さった方に御礼を言う。


・・・確か、中学時代の友人だったと思う。

私の前に来て、
言葉が出なかったのか、いきなりその場で

<Hug>してくれた。


すると、

以降並んでいた、全ての私の友人達が

皆、私にHugをしてくれたのだった


それを見ていた息子は

”ママのところでみんな抱きしめあうから
列がなかなか進まなかったよ。”

とCoolなコメントをしたけれど

私はどれだけ沢山の愛で支えられているのだろう・・・



その悲しい母とのお別れの時も

<Hug>の魔法は私を支えてくれていた。









先日の舞台が千秋楽を終えた時、

主役の俳優さんとの間に
言葉はいらなかった。

ただ、<Hug>をしながら
お互いに、全てのことに、
感謝していた。


<Hug>には、色々な感情や立場や

プライドやそういったものを

すべて溶かして、

<愛>だけを感じ取らせてくれる魔法が、ある。




そろそろ、忘年会とクリスマスパーティーの時期。

私も今日の2本立てを皮切りに
シーズンに突入する。


今年一年を無事に過ごせたこと、

またお互いの時間を作って会えたこと、

その喜びと感謝の時を

抱きしめよう