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DANDYISM~スバルからオリオンへ~

2007年12月28日 | 映画・コンサート・演劇
DANDYISM~スバルからオリオンへ~




今年のキセキの一つが
谷村新司さんと奥様との出会い。


谷村新司さんといえば
小学6年の時、
当時はラジオを録音して
歌を覚えたものだった。

谷村さん(当時はアリス)のファン、というと
ちょっと大人びた感じもして
まわりの子たちよりも
少し進んでいるような、そんな感じもあった。

いずれにしても、

”神様”のような、
それこそ
”遠いお星様(スター)
であったことには、間違いない。



中国の上海や南京で大学の教授を
勤めていらしたり、
アジア全体での音楽を通しての
活動をしていらっしゃる谷村さんとは

今年私が携わった演劇の
中国公演で色々とお世話になったことが
きっかけ。

今年最後の”歌い収め”となる
DANDYISMのショーに、伺った。








美しい言葉たちが
ピアノの旋律にのって歌われる。

時には楽しいトークもあり、
会場が笑いで包まれる。


そして、会場には400人以上いたと
思われるが、なんと谷村さんはステージから降りて

”これから、会場の一番奥まで
旅にでます”と言いながら


<三都物語>や<いい日旅立ち>

を歌いながら、

一人ひとりと握手してくださったのだ


<いい日旅立ち>を会場全員で歌う。


私も小学生の記憶力は本当にすごいと
思ったのだが
ワンフレーズも間違えることなく
”いい日旅立ち”を歌うことが、出来た。


BIG STARである谷村さんが

ひとりひとり、会場に足を運んだ人を
大切にする姿に

とても大事なことを教わったように、感じた。







そして、谷村さんは
静かに話し始める。


今回のショーのタイトル

スバルからオリオンへ

には、


目に見えるもの、形あるものの時代から
目に見えないものを大切にする時代に
むかっているの・・

というメッセージがこめられている。



<あたりまえ>のものは何もない。

朝、起きて窓を開けたらそこにある太陽も
顔を洗おうとして蛇口から流れてくる水も

すべてそこにあってくれることに
そこにあるのが<あたりまえ>なことこそに

<感謝>しなければいけない・・・と。




私達は大きな宇宙のほんのひとしずくにしかすぎない。

それでも誰かを愛したり、何かを想ったりする
ひとしずく。


この日、この時に生きるということの
大切さを

静かに静かに、語ってくださる。


モノをつくり続けてきたモノの時代から
目に見えないものを大事にする時代にむかう。

形あるものにさらば、と言う勇気をもてるかどうか・・・








もし、<引き寄せの法則>があるのだとしたら

私がまさしく感じているところの

太陽がそこにあってくれることに感謝する気持ち、

そして、これから

私達がむかっている方向・・・

つまり、スバルからオリオンへという流れの中を

感じている、

ということで

私は谷村さんご夫妻と出会えたのかも、しれない。





”太陽や水””大地や空”に感謝する気持ち、

それこそが、幸せになる

Happy-sanになる、第一歩だということを

ココロの中でかみしめながら、


谷村新司さんの、


宇宙にまでひろがっていくような


歌声に、聞き入った、夜。