Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

日帰り出雲

2007年12月18日 | せずにはいられない・・旅の話
日帰り出雲



私の日帰りシリーズにまた仲間が増えた。


日帰り新潟
日帰り大阪
日帰り神戸
日帰り南紀白浜(熊野)


そして、今回の、

日帰り出雲。







”12月9日、出雲に行っていらっしゃい。”

ヒーラーのKYOKOさんが日付指定で、おっしゃる。


12月4~5日が長崎だから
そのすぐ後かあ・・・
泊まりは無理だなあ・・・


あっ

でも、飛行機でなら、
日帰り出来ちゃうかも



早速、手帳に
<12月9日 出雲>と書き入れる。

そしてインターネットで
羽田出雲空港出雲大社
のアクセスと時間を調べる。


次にJALのホームページで
マイレージで飛行機の予約。

ふふふ。マイレージで飛行機代Free


こうして、日帰り出雲決行が、決まる。


<開運行動>は楽しくて仕方ない。
これこそ、
”Happy-sanになろう!”という想いを
行動に移すということなのだ








朝、羽田空港の出発便の情報では
全国殆どがマークなのに
目的地の出雲だけが、マーク。


傘、持ってきてないや。
まあ、出雲の空港で買えばいいっか。


と、軽い気持ちで飛行機に乗り込む。



一眠りすると、もう出雲空港。

確かに飛行機に水滴がつくので
雨らしい。


ところが・・・

タクシーに乗ろうと空港の外にでたトタン・・・


ぱぁ~っと

それは神々しいほどの光が
雲の間から差込み

雨は止んだのだった。


”今さっきまで雨だったのですよ”

とタクシーの運転手さん。


”こういうことが、あるんだ

私は変に納得した気持ちで
厚い雲の間から差し込む<光の柱>に
神様たちをみるような気持ちで
窓の外を眺めていた。

なんとなく、なぜ12月9日に
出雲に行くと良い、と
KYOKOさんがおっしゃったのかが
わかるような、気もした。







出雲に来たのは2回目だった。

数年前、神在祭の時に
全国から集まってきた神様に会いにいった。

その時は鉄道マニアだった息子と2人で。

”サンライズ出雲”という夜行列車で出雲まで来た。
帰りもローカル電車の一畑電車とやくもと
新幹線500系を乗り継いで東京まで帰った。


出雲大社も、熊野大社も

その荘厳なお社の姿と
まわりに漂う透明な空気が、心身を清めてくれる。







神在祭が終わったあとの神社は
とても静かだった。


だいこく様もホストの大役を終え
きっと
気持ちもゆったりとされていらっしゃる頃だろう。


正面からお社へ続く松並木を静かに歩く。

神社が大好きな私は

ちゃんと作法を守って、神様にご挨拶にいく。


”たしか・・・出雲大社の作法は
ちょっと他と違っていたんだよね・・・。”







普通の神社では、<二礼 二拍手 一礼>だけれど
出雲大社では、 <二拝 四拍手 一拝>となる。



出雲の神様「だいこくさま」といえば、

<縁結びの神さま>。

この「縁結び」ということは、
単に男女の仲を結ぶことだけでなく、
人間が立派に生長するように、
社会が明るく楽しいものであるように、
すべてのものが幸福であるようにと、
お互いの発展のためのつながりが結ばれること。


私は本当に今年

多くのありがたいご縁を沢山頂いた。


お社を前に

もう気持ちがいっぱいになり

ただただ、感謝をした。

お札にも、

”全ての出会いに感謝いたします。
 ありがとうございます。

と書いて、大きな松の下にかけてきた。










そもそも、神社へお参りに行くというのは

御願いにいくということでは、ない。

神様にお礼に参るところなのだ。


私達がこうして、生きて無事に毎日
過ごしているおかげさまなことに
感謝をしていることを

あらためて神社で神様にお伝えするのだ。


もちろん、初詣もそう。

新年を迎えられたことを感謝しにいくのだ。

”あれも、これも・・・。”と

あんまり欲張りに御願いしないほうが、いいらしい。

だって

私達は、こうして大きな力に守られて
生きているのだから。

このことに、感謝できる人に
神様は光を与えてくださる。







お社のまわりにも沢山神様がいらっしゃるので

出雲大社に参拝される方は

ゆっくりお社のまわりを散策されるといいかもしれない。




建速須佐之男命(タケハヤスサノノミコト)もこちらに。



そして、その大きさがひときわ目につく
注連縄(しめなわ)は
長さ13メートル、重さ5トンの巨大なもので
「国引き神話」の出雲を象徴するかのよう。






ゆっくりと境内を歩いて

そろそろおなかもすいてきた。

名物<出雲そば>を頂くことにした。












あたたかいとろろそばと
割りこそば。

割りこそばには宍道湖のしじみのお味噌汁がついている。




帰り際、

太い大きなレインボーを見つける。






出雲のタクシーの運転手さんは

レインボーを見て喜んでいる私のために
撮影しやすいように車を停めてくださった。




神々の国、出雲の地に

降り立った瞬間に止んだ雨、

出雲の地を飛び立つ前に

あらわれた虹・・・


古代の私達は

こういう天からのメッセージを

ごく当たり前に日常に取り入れていたのだろう。


ここは、やはり特別な、場所。

帰りの飛行機に乗る直前の空をみて

私だけではない。

多くの人が足を止めて

その神々しい空を眺めていた。