自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

大地のエナジー 植物のエナジー

2008年04月21日 22時49分36秒 | 日常生活
有珠山の近く、西山火山口の周辺を歩いてきました。



枕木が並んだ遊歩道へ、硫黄が混じった蒸気が流れ込みます。
けっこう生あたたかい風です。
地面を触ってみると
「熱ッ!」
じっと触っていられないくらい熱いんです。

よくみると、あちこち地面が陥没して
シューシューいってます。
間違えても柵は越えたくないです。


そんなところでも花は咲きます。



ススキ、イタドリとならんで、咲いていました。
どんな所でも、植物は生きています。
大地も生きています。

僕らもそう在りたいもんです。

雨よ降れ

2008年04月21日 12時17分16秒 | 日常生活
 ここのところ雨が降っていません。
 学校のジャブジャブ池にある
 たくさんのカエルの卵が
 無事に孵るように見守ります。
 救出も考えるか・・・

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昨日、長沼町の農家・メノビレッジさんを訪ねました。
カナダ出身の農場長エップさんが興味深いことを言っていました。

カナダは日本ほど雨が降らないから
土の中の水分をいかに保つかが重要。
北海道では春にプラウで深く耕すけれど、
カナダではプラウで耕さずに表面を少し耕してあげる。
そして、水分を保つ有機物を入れてあげる…

このようなことをおっしゃっていました。
な~るほど ですよね。
耕せば耕すだけ 土に空気も入るし、やわらかくなるからい~んだ! 
と思っていたけれど それだけじゃない。
いかに土に保水する力を蓄えるか。
これから地球温暖化で 旱魃ぎみになってきたら
そんな発想の転換も必要なんだな・・・と思いました。


で、本当に最近雨が少ないな・・・と思っていたところ
今朝、校庭にあるジャブジャブ池を見たら 水が半分に!!

エゾアカガエルがたくさんの卵を産んでいます。
少し前に、卵を水の中に入れてあげたけれど
それでは足りないようです。
干上がる前に池に水を入れてあげなきゃなぁ。

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GWにいつもねおすを応援してくださっているMGWさんがいらっしゃって
ジャブジャブ池をすてきなビオトープ化 計画中です。
たくさんの生き物が暮らしやすい空間作り
楽しみだなぁ

まむ