自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

刃物の達人!発見!!

2010年07月02日 21時16分49秒 | セミナー・研修
田舎の自然学校指導者養成講座第2回「めざそう!刃物の達人」が今日と明日で開催されます。

講師には、三重県の大杉谷自然学校のMRIさんが来てくれました。

参加者はぶなの森自然学校のスタッフの他にも
いぶり自然学校や大沼自然学校、さらに黒松内の地元に住んでいるSGEさんも
受講しにやってきてくれました。

一日目の今日は、まずは刃物についての講義が行なわれました。


MRIさんによる講義では刃物の種類や使い方など様々なことを紹介していただきました。

今まで刃物の刃をまったくと言っていいほど見たことがなかったのですが
切るということのために、刃にはこんなにも工夫が凝らされているのかと驚かされました。

その後はナイフを使っての鉛筆削り。

さすが、地元のSGEさん、高木さん、講師であるMRIさんが削った鉛筆は
機械で削ったようにきれいでした。

しかも、早い!


みんな、鉛筆を削るのに夢中になっていました。

こういう基本的な事ってすごく大切なことだな~と改めて気付かされました。

それが終わった後は、刃物を研ぐための砥石作りを行ないました。

昨日、川で採ってきた石をコンクリートのブロックで削り、平らにします。

削るのは中々大変な作業ではありますが、
自分だけの砥石ができるのは嬉しいものですね♪

その砥石を使って、自然学校にある包丁を研いでみました。

MRIさんが研いだ後の包丁では、紙が簡単に切れてしまいました!
MRIさん、かっこよすぎます。

私たちも見様見真似でやってみましたが・・・・

なかなか難しいですね!

でも、こんな間近ですごい技を見ることができて、本当に勉強になりました。

明日の講義も楽しみです。

(ふった)