自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

刃物の達人達

2010年07月03日 21時41分33秒 | セミナー・研修
養成講座2日目。



皆真剣な眼差しで包丁やナイフなど、
昨日習ったことをもとに研ぐ練習をしています。

「校長だけよそ見をしていますが・・・。」



午後から昨日作った砥石を角をナイフでとり、



板に張り付けてコーキングしました。
各自のMY砥石を作りました。



そして最後に今まで研いできたナイフや肥後守(ひごのかみ)などを用いて、
学校裏に生えているイタドリや根曲がりだけなどを取ってきて、
笛などを作り、



最後に皆で作った楽器を使いながら、
午後の青い空に、ぶな森の校歌を奏でました。

今回の講座では特に自然学校などでは普通に使用されている
刃物について改めて考えさせられました。

刃物は怖いものだが便利なものでもあります。
使う人の心でそのどちらかが現れてきます。
普段何気なく使っている刃物ですが、
上手に使えば一生物だということを再認識させられました。

日頃から手入れをし、
心をこめて使用していくことが
大事だと思い直させてくれる講座でした。

(NOBY)