自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

春の足音~山で行者ニンニク採り~

2014年04月03日 13時59分33秒 | 日常生活
3月末に行われた5泊6日の春キャンプも無事終了し、26年度開始です!
今年度もよろしくお願い致します。

さて、雪もだいぶとけてきて、春のおとずれを感じる日々が続きますが
今日は地域のしげさんに山へ山菜採りに連れて行ってもらいました。

今回のターゲットは行者ニンニク。餃子じゃないよ、行者だよ。
別名アイヌネギと呼ばれる、ニンニクと名前についていますがネギ科の植物です。
香りはまさにニンニク!生で食せばピリッと辛い。栄養価は満点!

山の方へと歩いていくと、雪解け水が流れていました。


そして辿り着いた場所には、予想以上にたくさんの行者ニンニク達が!


しげさんに習い、足で踏ん張りながら行者ニンニクをいただきます。


さすがしげさん、いとも簡単に採っていますが、
実際は結構傾斜があり、小川のそばなので土がぬかるんでおり足場の悪い状態でした


辺り一面の行者ニンニクを前に、つい夢中になって当たりかまわず採ってしまいそうになりますが
私達だけのものではないし、この1回で終わらせてしまうなんてできない!
この先も美味しくいただけるよう、採るときは根っこを残し、小さいものは採らない、とルールを決めて採ってきました。

持ち帰った行者ニンニクは、瓶に入るだけつめてめんつゆ漬けに。
そして入りきらなかったぶんは卵とじとバター炒めにしていただきます。
ちょうどいただいていたタケノコも一緒に、旬もの満載な食卓になりました。

  

これから雪解けが進むと顔をだす山菜も増えてくるそう。
初めての山菜とりでしたが、次はどんな春の味覚にであえるか楽しみです。

(ちこ)