自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

コミュニティふぁーむワークショップ開催

2014年04月27日 18時03分28秒 | 子ども向け主催事業
今年の1月に行われたワークショップを含め、構想などをいろいろとあたためてきたコミュニティふぁーむプロジェクト。
新年度がスタートし、自然学校での日常業務として農園での作業が定着してきたなか、
26・27日の2日間にわたってワークショップが行われました。

ゲストは三木昇さんと植苗病院での森林療法プログラムでもお世話になっている精神科医の瀧澤紫織さんのお二人です。

まずは発案者である自然学校の校長・たかぎぃと渡辺さんのお二人からのアツいお話。
そして実際の現場を地図上で確認します。


まずは第一農場・自然学校の裏にある精二郎の森へ。
訪れた人が見て嬉しくなるような植物をチェックします。

  

第二農場は隣町にある湯別内の敷地です。
隣に住まれているおばあちゃんにもご挨拶に。
「こんなにたくさん人が来てくれると嬉しいわ」と、”つながり”にも重点をおいたコミュニティふぁーむを始めようとしている私達にとっても嬉しい言葉をかけてくださいました。


そして一番広い第三農場。

素敵な風景が広がります。

コミュニティふぁーむの現場となるそれぞれの場所をあらためて確認しました。

2日目は瀧澤さんによるソーシャルファーム(Social Firm)についての話からスタート。
イタリア発祥の”第3の職場”を提供するこの考え方はコミュニティふぁーむとも通じる点が多く、とても刺激を受けました。

再び第三農場に。
テーブルとイスを並べてお茶を淹れれば、とてもまったりとした空間ができました。



高い場所からも風景をチェック


帰り際に、近所でカタクリがたくさん見れる場所も発見しました。


こうして大きくなっていく”くろまつながり”の輪!


コミュニティふぁーむのもつ可能性にあらためて気づき、
これからの活動がますます楽しみになりました。

このプロジェクトがどうなっていくか、こうご期待!

(ちこ)