自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

留寿都小学校宿泊研修 2日目

2015年09月09日 20時58分47秒 | 学校向けプログラム
留寿都小学校宿泊研修2日目です。



今日は、午前は川、午後は海という、
水を満喫する一日です!



朝はまず、生き物の餌やりや、畑の作物収穫などの
お手伝いをしてもらいました。
「ニワトリにはじめてさわった!」
「この野菜はじめてみた!」
などと驚きながらも、お仕事をしてくれました。


朝ご飯の時間に、水場であそぶ格好の説明をききます。


ご飯をたべたら、ウエットスーツとライフジャケットを着て、
まずは川へ出発です!



川では、2班に分かれて交代で、カヌーと生き物探しをしてもらいます。
カヌーでは、流れに逆らって漕いだり、逆に流れに任せて進んでみたりしました。
 
漕ぐのが疲れてきたら、川に入って歩いたり、浮かんだりしてあそびました。


途中、サケの死骸を発見しました。

サケがあがってくる時期はこれからなので、
見つけたのは去年のサケでしょうか…。

生き物探しでは、カニが一番獲れていたようです。
夢中になってさがしていました。



お昼ご飯は暖かいラーメンでした。
たくさん食べて身体を暖めたら、海へ出発!

海に着いたらまずは、これから遊ぶ漁港についてや、漁業権についてなど、
お話を聞きました。


体育係の元気な体操をしたら、


みんなで一緒に、ライフジャケットが浮くものだという体験をしてもらいました。
正しい浮き方や、そこからの起き上がり方を体感して覚えてもらいました。
最後はみんなで手をつないで輪になり、浮いたりしました。


これが終わると、いよいよ生き物探しです!
川に比べて、生き物の種類や数が多い海ですが、
みんなはどれだけの生き物で、たらいをいっぱいにできるでしょうか?
今日は網と箱メガネ以外に、シュノーケルをつかうこともできます。
 
すこし波が高い場所もあり、まるで流れるプールにいるようでした。


みんなを集めて、生き物の紹介がはじまります。
たらいをみると、ウニがたくさんいました。

バフンウニとムラサキウニがいました。

どちらが美味しいウニですか?という質問に、
ほとんどが、ムラサキウニ!とこたえていました。
 
答えはバフンウニだということを聞いて、
驚きながらも、美味しくなさそう・・・という声が聞こえ、
馬の糞に似ているからこういう名前なんだよという説明がありました。
普段何気なく食べていましたが、これから見方が変わりそうですね。




生き物探しがおわると、まちに、まちに待った飛び込みです!!!
躊躇なく飛び込む子がとても多く、
「パイナップルー!」
「ケンタッキーフライドチキン!」
「○○君大好きー!」
などと、叫びながらとてもたのしそうに飛んでいました。
  

海から帰ってくると、温泉へ行き、美味しい夜ご飯をたべました。



今日は、水を感じ、満喫することができました。
一日目は森、2日目は川と海、
そして明日は海、漁港に行きます!


ひかる