自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

SUP体験×水あそび②

2021年08月28日 16時22分11秒 | 子ども向け主催事業

この夏2回目となるSUP体験×水あそびキャンプ!
夏休み中に予定されていた活動でしたが、台風による延期を経て
ようやく実施することができました。

参加者6名が集合したら、スタッフの紹介や、今日の活動についてのお話。
地図で、活動場所もチェックします。

 

水着→ウェットスーツ&ライフジャケット&ヘルメットに着替えたら、
いよいよ出発!!!

今日の活動場所はコチラ。
朱太川の河口に近いカヌーポートです。
これ以上ないぐらいの無風で、水面がまるで鏡のよう。

みんなでSUPや道具の準備。

 

川に入る前に、ライフジャケットをきちんとつけたり、注意することについて確認したり…
暑いし早く入りたい!!けど、最初が肝心ということで、みんなにも協力してもらいました。

パドルの持ち方も確認したら、準備運動をして…

 

いざ、川の近くへ!!
ついに、SUPの乗り方や漕ぎ方などを確認して…

 

SUPでGO!!!!

はじめは、大人と一緒に乗ったり、座って漕いだり。

 

だんだん慣れてきたら、立ってみたり。

川で浮かんだり、網をもって乗ったり、SUPの上で寝転がったり、後ろにつかまってバタ足したり…
遊び方たくさん!

   

水あそびを楽しみにしてくれていた人たちもいたので、道具をもって対岸にいき、生き物探し!
小さいカニや魚を発見。

  

生き物探しを楽しんだ人もいましたが、
今日はSUPが人気でした。 

SUPの上にいることに慣れてくるにつれ、動きがどんどん自由に、大きくなっていきます。

     

 

だいぶ慣れてきたところで、お昼の時間。
みんなでお弁当をほおばって、体力も回復!

水に入る時間が長かった人は身体も冷えていたので、太陽チャージ。
はやくあたたまる為に、とJETT校長のまわりをまわりだす。
みんなより、真ん中にいたJETTの目がまわってしまうほどのまわりっぷり。

 

午後の活動開始の前に、川の様子をみんなで見てみる。
朝きたときよりも、風がふいている!
川の流れと逆向きに風が吹いているので、流れが逆流しているように見えます。
 

風の向きをしっかり見て、帰ってくるのが大変な方向に流されすぎないように注意しながら、午後のSUP開始!
一人一回は自分ひとりだけで漕いでみたり、立ってみたり。

八の字でコントロールして漕いだり、ぶつからないように上手くブレーキや逆回転で避けたり。
みんな、どんどんSUPの操舵がうまくなってきています!

 

最後は、全部のSUPやダッキーを連結して、先頭や最後尾の人が頑張って漕いでくれたり、SUPの上から飛び込みをしたり。

 

水からあがって道具を積み込み、自然学校に戻って着替えて、解散!となりました。

カヌーやダッキーボートと違い、
子どもだけでも自分で操舵や乗り降りがしやすく、寝そべったり、そこから飛び込んだり、座って漕いだり、といろいろな使い方ができるSUP。
初めてスタッフで朱太川でのSUPをしたときに、これはみんなとのキャンプでもできたら楽しそう!
と思っていたのですが、今年ついに導入することができました。
参加してくれた子どもたちからも、”半日でこんなにうまくなれるとは思ってなかった!””SUPって楽しいね”といった声が活動中に出ていたり、
黙々と、わいわいと、練習をかさねて、漕げるようになっていた姿が印象的でした。

SUPなどの道具も使って楽しみながら、
今日のように、風や川の様子をじっくりみて自分たちの動きを考えてみたり、川の様子が午前と午後で変わる様子を見たり…
といった経験も重ね、いろいろなことが繋がってくるともっとたくさんのものが見えてくると思います。

みんなと一緒に、これからもそういった経験を増やしていきたいです。
いろいろと難しい状況ではありますが、取れる対策は取りながら、無理のない範囲で活動を実施していきたいと思います。

(ちこ こと 大類幸子)