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自然学校発 黒松内だより

協力隊まりっぺと愉快な仲間たちの街中雪像プロジェクト⛄

 

夕方の黒松内の街中で、何やら若者たちが雪山を削ったり掘ったりワイワイしています。

車で横を通過する人たちは、スピードを緩めながらこちらを見つめ、

 

これは何の集まりだろうか・・・??

 

というような顔をして通り過ぎていきます。

 

確かに皆さん気になりますよね!

 

そう!この集団は何なのかというと、街中に雪像を作ろうという企画に賛同してくれた町内の若者たちなのです!

 

前回は野球場にかまくらを作りました。しかし、野球場はその後イベントで使ったきりで、せっかく作ったのに町民の目に留まることがありません。。。

 

かまくら作りの様子はこちら・・・

https://blog.goo.ne.jp/haruneos3/e/bf6ff6a934b05ed6d404ce6b0c1b7abf

 

 

せっかくなら若者が楽しく活動している姿を、より多くの人が見れる場所で見てもらいたい。

 

さらに、目を引くような巨大な雪像がドドドーンとあることで街中に少しでも華やかさ、賑やかさを添えたい。

さらにさらに、せっかくなら通りかかった人、声をかけてくれた人と交流が生まれればなお良し、というようにいろいろな目的をもって雪像づくりを行うことにしました!

 

 

協力してくださる全員が雪像づくり初心者で、そもそも何から始めていいものやら…

 

という状況だったので、ネットに載っている雪像づくり動画をひたすら見漁って、イメージを膨らませます。

 

 

まずは全員でイメージを共有できるように図を用意してみました。

 

実はこれが一番大事だったりします。

 

1週間前に練習として何も図を用意せずに作ってみたときには、「ん、、、これはト何?」という残念な出来栄えになってしまいました(笑)

 →それがこちら



んんんんんん?ナニコレェ!?

 

なのでその反省点を踏まえて準備は綿密におこないました!

 

そして作業開始。

 

元々ある除雪の山を利用して、完成図と雪山を見比べながら粗削りをしていきます。

 

スプレーで印をつけながらやると良いという噂!その方法で進めていきます。

 

土台から削り始めればいいのでは?という意見で下から削り始めたのが正解で、初日の2時間の作業である程度の形になりました。

 

初日のゴールがこちら

 

分かりずらいですが横長の物体は見えてきています。

 

作業2日目。

なんといきなり、近所で旅館を営んでいる小間さんからおにぎりの差し入れが・・・!

初日に様子を来てくださって、翌日も作業をするという話を覚えててくださっていました。

「こんなことしかできないけど頑張って」と…

 

「いやいやこんなことなんてとんでもない!!!」

しかも小間旅館で焼く鮭は格別なおいしさなのです。

さらにこの日はひな祭り。木村屋さんの桜餅も差し入れいただきました。

 

みんなで頂いた差し入れを食べてエネルギーを充電し、作業に取り掛かります!!

 

初日に作業が進んだ分、2日目は腕やおなかの丸みを出すなど、細かい作業に移り、

 

顔を立体にさせるにはどうしたらいいか考えた結果、とりあえず雪を盛ってみようということになり、やってみます。

 

そうすると…「おっ!なんかそれっぽくなってきた!」とみんなで手ごたえを感じたところで2日目は終了しました。

 

雪像は削るだけでなく盛る作業も大事で、やり直しがきくから大胆にやるというのが作る際の心構えなのです。

 

 

いつも放課後子ども教室でお世話になっているご家族が雪像づくりを手伝いに駆けつけてくださり、とっても賑やかな二日目でした!

 

こんな様子で、1日2時間ほどで耳を作ったり、鼻を高くしたりなど、少しづつ少しづつ完成に向けて作業を進めていきます。

 

しかし、ある日は雪像が吹雪に見舞われて大変なことに、

前日にかぶせたブルーシートが強風で飛ばされかけていました💦

 

私は用事があり、直しの作業できなかったので不安になっていたところを、いつも作業を手伝ってくれていた仲間がブルーシートを直してくれていました!

 

 

そのおかげで、雪像は雨にも風にも雪にも負けず!

雪像づくりは本当に皆さんの協力があってこそだなと、心の底から思いました。

 

Day4

この日に完成を目指して、おなかのほりを描くなど、ラストスパートをかけます。

二時間ほど作業すると、天気が悪化したため終了。

きりもいいので、これで全作業を終了することにしました。

 

少しでも早く地域の皆さんに完成した〇〇〇を見てほしいと思い、翌日に点灯式を行うことにしました。

 

何を作ったかお分かりの方もいると思います!

そう!私たちの作った雪像はトト〇です!

あの有名なとなりのトト〇です!

 

じゃーん

寝ているトト〇のおなかの上にメイちゃんが見えますね!

 

試作で作った時のことを思い出してみると、飛躍がすごい!

これは皆さんの協力があってこそですね!

 

点灯式は予想をはるかに超える方々が見に来てくださりました!

作業を一緒にした仲間や、ご家族で見に来てくださった方も!

 

最後は皆さんでライトアップの準備をして、

記念写真をパシャリ!

んんん良い写真!!!

 

作業には参加できないからせめてと差し入れをくださったり、応援してくださったり、この写真には写っていない皆さんも含めた沢山の皆さんのご協力があってこそのこの盛大な点灯式までたどり着けたのだと思います!

 

自分たちが楽しみながらやっていることが結果的に、地域の皆さんのためにもなっている

私はそういう活動ができたらいいなと思っていました。

 

雪像づくりの作業自体はとても楽しかったです。

さらに、予想をはるかに超える出来栄えの雪像も作ることができました。ちなみに滑り台もついていて遊ぶこともできます。

 

これを見て、地域の方に少しでも明るい気持ちになっていただければ幸いです。

 

今回はそんな私の想いを形にすることができました。

 

「来年も作りたい」そんなお声もいただき、本当にやってよかったです。このような活動をさらに形を変えて継続していきます!

 

協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

またよろしくお願いします!

 

 

地域おこし協力隊 まりっぺ こと 阿部真理

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