いよいよSPR用部品の製作です。
補修が完了した黒いTZRのカウルに温めた型取り材を押し付けて型を取ります。
端部が斜めにカットされているので、ちゃんとその形が出るように、端部を型取り材に埋めるようにします。
こうすると、厚みも分かるので、あとで上面を滑らかに削るときの目安になりますね~
アクリルの粉を置いて、溶剤をかけていきます。
分厚く粉を敷いてしまうと、下端まで溶剤が届く前に上部が固まってしまうので、粉と溶剤を交互に加えた方がうまくいきます
溶剤を加えるのに買ってみた注射器は、微妙な力加減の調整ができないので、スポイト(これも百均)に変更。
スポイトは、手に持った瞬間に体温で内部の空気が膨張して、押してもいないのにポトポト勝手に溶剤が出てくるので要注意!!
よし、できたかな??
左下の方は、本体に残っている部分なので、盛っていません。
取り出しました~
バリを取った状態。
こちらが下側だった方。
きれいに型取りされています
盛った方は。。。
うむむ、、、全体の厚み調整で削ってみると、まだ盛り足りてない部分がたくさんありました・・・
足らない部分に追加で盛っておきました
端部の斜めの処理もきれいに再現されています。
基本的なところの整形が完了しました!!
さて、あとは現物合わせの部分です。
ある意味一番難しいところですが、多少失敗して削り過ぎても後から盛って修正可能なので、かなり気が楽です。
木版画みたいに「あっ、手が滑って行き過ぎた」で作品が台無しになるみたいなことは無いので
(つづく)