野良仕事用の靴(以後、野良靴という)が壊れたので、後任をどれにするかいろいろ悩んでいたのですが。。。
現行野良靴は10年以上前に親戚からもらったもの。
壊れる度に修理してきたのですが、さすがにゴムの部分が割れたりしてあきらめました
ただ、靴本体は何の問題もなく、単に底とのつなぎがうまくいかないだけなんですよね。。。
見てくれさえ気にしなければ、なんとかなるかも・・・
と、針と糸を持ってきてしまいました
壊れたものを見ると無性に治したくなる・・・
これは性分というか、もはや病気なのかもしれません。
使えるものを捨てられない、というのもあります。
特に長年使ってきた愛着のあるものとか。。。
このブーツはさらに気に入っている点があります。
野良靴はきっちり上まで靴紐を締めるのですが、普通のブーツだとかなり脱ぎ履きが面倒なのです。
こいつは、上から2つが穴ではなくカギ状の金具になっていて、単に引っ掛けるだけで良いのです。
これがかなり重宝していて、なかなか手放せない一因になっているのです。
さて、治すとして、、、
ゴムが割れて取れてしまった部分をどうするかなのですが・・・
外見を気にしない、という条件で、無理やり縫い付けてしまいました
かなり強引です・・・
他の部分も・・・
外側から針を刺すのは簡単です。
靴の内側から外に出すのは、手探りで進めるしかなく、困難を極め、、、、そうな感じですが
これが意外とスムーズに元々の穴に通せるのです。
内側から針を突き立てると、皮が少し膨らみます。
それを外側で指で確認しながら徐々に元穴に近づけていきます。
針が穴に入ると、抵抗感もなくスッと通るので、「あ、入った」とすぐに分かります。
ま、何回も直しているので、その辺りはかなり慣れています。
今回違うのは、皮の穴を通した後、ゴムの部分の穴に通すのではなく(そもそもゴムが取れて無くなっているので通せない)、さらに底に近いゴムの部分に突き刺して針を通します。
完成!!
見てくれは良くないし、サイズがちょっときつくなりましたが、すぐに慣れました
これで当分は行けそうです
というか、この修理方法が成立するなら、今後「捨てる」という選択肢は無い気がしてきました。。。