Forbesによると、自動車乗っ取りのデモを実行したのはTwitterのセキュリティ研究者チャーリー・ミラー氏と、米セキュリティ企業IOActiveのクリス・バラセク氏。
米国防高等研究計画局(DARPA)から8万ドルの助成を受けて、自動車のセキュリティ問題を研究している。
実験には、Forbesのアンディ・グリーンバーグ記者が運転するFordの「エスケープ」とトヨタの「プリウス」を利用した。
ミラー氏らは、両車に搭載されているソフトウェアをリバースエンジニアリングし、後部座席でコンピュータを操作してコマンドを送信。
警笛を勝手に鳴らしたり、高速走行中に急ブレーキをかけさせたりできることを実証した。
詳細な記事は、ここを参照:
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/26/news033.html
自動車は、エンジン制御から全てコンピューターで管理されている。
自動車個体への不正アクセスは、ないものと思っていが、現実は可能なようだ。
自動車メーカーは、ハッキング対策を真剣に考えて欲しい。
スパイ映画でみる世界が、現実化する怖さ。
15年前ぐらいになるが、アイドリング時のエンジン回転数設定が何かの影響で低くなった。
それが原因で、ブレークを掛けるとエンジンがとまり、ブレーキ(基本パワーブレーキ)も利かなくなり、ハンドル(パワーステアリング)も利かなくなる怖い経験をした。
その後は、メーカー系のディラーを探し、アイドリングの回転数を適正に戻す対応で事なきを得た。
車はマニュアル車だったので、そのあとは、低速で運転した。
両足(クラッチ、ブレーキ、アクセル)とギア(ニュートラル)を使って、エンストを防止しながらの運転操作で乗り切った。
アイドリング時のエンジン回転数低下だけでも、運転が大変だったので、それ以外の機器が変更されたりしたら、パニクって事故が起きる。