老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1491;排せつスタイルが変わった

2020-04-07 16:41:13 | 排せつ考

       上三川インターパークにて アルパカと遭遇

最近の男性排せつ考{2}~排せつスタイルが変わった~

仕事をしていたので、夜間人工透析をした。
17時半前にクリニック到着。
自宅から車で30分余りかかった。
自宅近くにあったのだが、知り合いに会うといろいろと煩わしいので、遠くのクリニックにした。

透析を始め18か月後に妹から腎臓を頂き、腎臓移植を自治医大附属病院で行った(56歳のとき)。

自分の腎臓は体の後ろ左右にあり、機能していないけれど
摘出せずそのままにしておこう、ということになった。
移植の腎臓は右腹部のところに収められた。
人混みのなかを歩くときは、必ず右手は腹部にあて注意した。

移植後、洋式便器に座り、オシッコが出たとき
涙が出るほど うれしく 
自分の躰からオシッコがでることに 感謝した。

妹と自治医大付属病院の医療スタッフは、感謝しても感謝しきれない。
移植して11年が経過した。

毎日欠かさず免疫抑制剤を含めた錠剤を服用しないと、
透析に戻ることになる。
高熱を出さないこと、37.5度以上の高熱が続くと入院になってしまう。
コロナウイルス感染に罹ると重症、そして死のリスクもかなり高いので
本当に注意していきたい。


透析前は、男性用便器でオシッコをするときは
ズボンのファスナーを開け□□□をつかみだし用を足した。

透析後は、ズボンのベルトを緩め、ズボン、パンツを前側を下げ、用足しを行うよう
排尿スタイルが変わった。

ズボンなど下衣を下げた方が 尿道が圧迫されず、すっきり排尿ができるからである。
急がず焦らず、のんびりとオシッコをする気持ちの余裕がでてきた。
サービスエリアや道の駅で、ズボンを下げ、オシッコをする男性を見かけるようになった。






1490;最近の男性排せつ考{1}

2020-04-07 08:25:54 | 排せつ考

最近の男性排せつ考{1}

使わないものは機能低下する

人間も
自動車なども
使わないものは機能低下する。

10年前に購入した軽自動車ミニカ(走行距離80,000㎞余り)は
いまだにエンジンの調子もよく走っている
高級車であっても車庫に置かれることのほうが多く、
数か月も運転せずにいるとエンジンの調子が悪い。

人間の体も同じ
歩かないと足、脚の筋力は衰え、疲れてしまう。
自分は、慢性腎不全症の悪化(クレアチニンや尿素窒素の数値の悪化)から
人工透析(血液透析)になり、1年以上も続けてきたとき
男性便器に向かいオシッコをしても、一滴のオシッコも出なくなった。

透析により不十分ながらも血液をろ過する(きれいにする)ので、
壊れている腎臓の働きがますます働かなくなり
最終的には腎臓の機能はストップした結果になってしまった。
健康な人の腎臓に比べ、腎臓の大きさも小さくなっている(使わない腎臓は縮む)。

男性便器に向かい排せつ行為をしても
おしっこがでないのは寂しく
欠格人間になったような気がした。