さくらの花びら100枚手にして・・・・
登喜子婆さん 4月19日の深夜 病室で
あの世に逝かれた。
長男は危篤の電話を受ける
老母を見送ることはできなかった。
登喜子婆さんは、病室の窓から
さくらの景色を眺めることができたのであろうか
コロナウイルス感染防止対策から
家族の面会はできなくなり
寂しい思いをしながら亡くなっていった。
寂しく悲しく切なく 最後の病魔には勝てなかったけれども
本当に本当に最後まで「頑張った」彼女。
「人生万歳」、こころのなかで静かに唱えた
数えで100歳になる彼女
風雪の1世紀を生き抜いた彼女
彼女が最後、笑顔で握り返してくれた両手のぬくもり
さくらの樹の下で
さくらの花びら100枚
手のひらに乗せ
さくらの匂いを感じさせたかった
さくらが咲いていたのに
毎年さくらの花が咲くとき
登喜子婆さんの笑顔を思い出す
天国で桜花爛漫の花見をしているかな
登喜子婆さん 4月19日の深夜 病室で
あの世に逝かれた。
長男は危篤の電話を受ける
老母を見送ることはできなかった。
登喜子婆さんは、病室の窓から
さくらの景色を眺めることができたのであろうか
コロナウイルス感染防止対策から
家族の面会はできなくなり
寂しい思いをしながら亡くなっていった。
寂しく悲しく切なく 最後の病魔には勝てなかったけれども
本当に本当に最後まで「頑張った」彼女。
「人生万歳」、こころのなかで静かに唱えた
数えで100歳になる彼女
風雪の1世紀を生き抜いた彼女
彼女が最後、笑顔で握り返してくれた両手のぬくもり
さくらの樹の下で
さくらの花びら100枚
手のひらに乗せ
さくらの匂いを感じさせたかった
さくらが咲いていたのに
毎年さくらの花が咲くとき
登喜子婆さんの笑顔を思い出す
天国で桜花爛漫の花見をしているかな