老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1510;がんばらなくちゃ~

2020-04-21 14:35:44 | 阿呆者
がんばらなくちゃ~

きょうも在宅訪問
隠居宅でひとりで暮らしている伊都婆さん(93歳)
毎日、家のなかや庭で歩いたり、足を上げたり伸ばしたりしながら
足を鍛えている。
耳は遠いので、イヤホンを耳に入れテレビを観ている

コロナウイルスのことを知っていて
「へんな世の中のなったね」と、私に教えてくれた。
彼女が感じているとおり「変な世の中」になった。

そこへ長男嫁がやってきた。
「うちの婆ちゃん頑張って、足の運動(リハビリ)をしている」
「見習いがんばらなくちゃ」
「自分は67歳だが、93歳の頑張りを見習い、本当に頑張らないといけないね」
「(長男嫁)私は65歳! そうだよね。病気だって言ってられないよね。頑張るしかない」

最後は「頑張る」の合言葉で、伊都婆さんに手を振り、「またね」と言い居間を出た。

1509; 業が深い

2020-04-21 10:33:24 | 阿呆者
業が深い

2時半過ぎトイレに起き
その後一時間刻みで目が覚め
浅い眠りだったのか

寝ながらふと、自分は業が深い人間なのだ、と思った。
老いてから
病が増え躰も「ガタ」がきている

同情心を買うつもりで書いているわけではない

慢性腎不全症から始まり、人工透析になった。
腎臓移植により、残りの人生に光明をもたらしてくれた。

自分に躰は、病が筍の如く増えてきた
骨粗鬆症
腎性高血圧症
高脂血症
非結核生抗酸菌症
大動脈不全閉塞症
血栓症
白内障(手術で治る見込み)

そして、いま左上肢の痺れがあり、まだ受診していない
もしかしたら脊柱管狭窄症なのかな・・・・?

そして躰に表れている症状は醜い

脚の衰えは顕著であり
長時間椅子に座っていると脚が怠い
長座位になるのが一番楽
走ることはできないし
ビール350cc一缶飲んだだけで心臓の鼓動ははやくなる

ネガティブな感じだが
病を抱えながら生き、死んだときに病は治る、と考えている。

業の深さが
老いてから病が増えてきたのだろう。

50年生きてきて 徳(善)を積むようなことはなかった
これからの10年 徳を積むよう努力していこう、と思っている。