爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

鳴雷山へ登る

2013年04月30日 | アウトドア
2013/04/30(Wed.)
 徳本水へ水を汲みに行った帰りに塩尻市・床尾地区から鳴雷山(ナルカミヤマ)へ登った。標高は1,000m強の高さの里山で一時間足らずで頂に着くことができる。しかし不毛の山である。頂上からも登山道からも展望が殆ど効かないことが災いしている為で、尾根筋から僅かに覗える一つ谷向こうの霧訪山とは対照的に静かな山だ。山麓を縫う車道にもこの山を示す標識すら無い。広葉樹林伐採⇒カラマツ植林、伐採⇒杉植林という過程をたどったのであろうか?登山道脇の植生は好事家には面白いかもしれない。途中にぽっかりと空いた枯れ木の空間はキツツキ類の天国かもしれない。


 判りにくい登山口。神社先のカーブミラーを直進し、舗装が切れた先を右折する。
 駐車スペースはここに一台分。手前の神社境内の方が無難。


 標識に従い十数歩上った畑地から大滝山方面が里の家々の向こうに良く見える。


 5分弱登った林間のY字路は左手を採り、後は道なりに行く。
 途中、送電線鉄塔の標識があるが目をくれず直進。
 (間違っても問題ないが、遠回りになる。)


 アカマツに囲まれた展望のない頂上には祠がある。


 タチツボスミレもあるが、風情が可憐なナガバノスミレサイシンがいいネ!


 イカリソウは開花したばかりのものが多い。


 僅かではあるがカタクリも咲く。


 ヤマエンゴサクもあり、杉林と日当たりの良いカラマツ林の境界線沿いは花もベスト。


 あと10分と書かれた標識のある尾根へ出て暫くすると右脇にお地蔵さんがある。
 以前はなかったように思うし、銘をみても、台座が不自然だ。


 この辺りから左手に霧訪山とエボシがアカマツ林の向こうに見える。
 手前の尾根は尾沢峠からエボシへと続く稜線。






コメント
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