今日はきのこに目がとまりました。道端に二つ離れて並んでいたのはホコリタケと思われる。白い方が幼菌、薄茶色味を帯びた方が老菌。
老菌は頂孔(胞子を飛ばす穴)が開き始めています。
今日は朝から晴天だが、「さわやか自然百景」を見てから出発。下車して暫くするとヤマガラに遭遇。
くわえていたのはエゴノキの実。まだ、熟していなさそうなのだが、盛んにつついていた。
鳥の姿が遠のき、後はひたすらキョロキョロしながら歩くのみ。と、樹下にハナビラタケ(食用)。
日当たり良好な草原にポツンと咲いたキンミズヒキの黄色い花と日陰のミズヒキの紅白の花のUP.。
ヤマトシジミがゲンノショウコの花に止まった。槍のように伸びたゲンノショウコの莢はやがて種を飛ばすために弾ける。
今年はチョウが少ない。どこにでも見られたメスグロヒョウモン(♀が黒いから)も見るのは久しぶり。
坂道脇にありました。見事なササクレヒトヨタケ。傘が開かない物を食用にする美味しいきのこの一つ。
明日になれば黒いドロド状に溶けてしまう短命なきのこだ。すでに傘の縁が黒化し始めている。
目線は下降気味。カメラを向けると遊歩道の柵から飛び立ったクロヒカゲは、葉っぱの上で一安心。
ガラガラと歩行車の音を立てて坂を下る。もうすぐ平らになる手前では交尾したキタキチョウに遭遇。
斑点の多い方が(♂)で~す。
朱色のマルバルコウソウ(随分増えた)と白いナンバンハコベがコラボ。お互いにツル植物だが、ルコウソウは
外来種。観賞用に輸入され、野に放たれたそうだ。
直射日光が当たらない林縁が好きなのはだ~れだ?!アカギツネガサと申します。
迎えの場所へと坂を下りた。すっかりアレチウリの畑になった斜面で盛んに腹部を反り上げているスジグロシロチョウを見る。
暫く見ていた。近づく(♂)がいたが、交尾には至らず。。。。誘っているかと思ったが、全くの逆で、交尾を拒否する(♀)の姿だと、Tさんの解説。
石垣の上の葉にゴミ?よく見ると小さな昆虫だった。カメムシの仲間か?調べても良く分からない。が、独特の
模様。成虫になる前の姿だろうか?青味を帯びた触角が凄く面白い。専門家のTさんに照会中。
→ ネットで幼虫図鑑を検索したら「アカスジキンカメムシ」の終齢(5齢)幼虫と判明。
Wikipediaによると、このまま越冬し、翌年、成虫に変身するとあった。様態の激変が面白い。
最後の最後にトビが一羽舞い、もう一羽、格好の違うワシタカ類が。。。ハチクマでした。渡りを待つ日々ですね。