常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

セントポーリア再生

2013年10月12日 | 季節の便り

セントポーリア

この暑かった夏セントポーリアが一斉に弱った、暑さに負けたのだろう涼しくなれば回復すると思っていた。

葉の色が変わり、触れば弾き返されるような弾力も弱くなってきた。

葉をつまんで引っ張ったら、根っこを残して葉っぱだけが簡単に抜けたのでびっくりした。

根腐れを起こしていたのである。もっと早く気が付けばと悔やんだけれど後の祭り

比較的元気なものの腐食した部分を取り除き洗って、培地に株挿しして、それ以外は比較的弾力のある葉を摘み取って葉挿した。

セントポーリアは繊細な花であるが、生命力は旺盛である。株挿しした二鉢に花が咲いた。

 

 

 

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美ヶ原高原へ

2013年10月11日 | 季節の便り

高原の日の出を見たくて、北極星の輝きを確認して4時に家を出た。

暗い九十九折りの林道に霧が出てきた、速度を落としてゆっくり走る。

渋池を過ぎ、大きなカーブを曲りっ切ったところで、ヘッドライトが立派な角を持った牡鹿を照らし出した。

目が緑色に輝いている、あわててカメラを取り出したけれど鹿は霧と闇に消えた。

高度があがるとともに霧が深くなって見通しが効かなくなりセンターラインを頼りに上った。

 

武石嶺付近で白々と夜が明けて車を揺らす強風が吹きミルクのような霧に包まれて雨が降り出した

車外に出ると風の冷たさにびっくりした

雨が車の屋根に音を立て始めたので下ることにした。

下るにしたがって霧が晴れ始めた。

先導するように落ち葉の林道を猪がかけてゆく、いい光景だったが写すことはできなかった。

久しぶりに林道を走って、深まりゆく秋を実感した。

常念の山並に掛かった雲の中に虹が見えた

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男の料理

2013年10月10日 | 季節の便り

材料の新鮮さがとりえ

夏のような気温が続くので、夏野菜が今も収穫できる。

間引きした野沢菜の浅漬けは朝食用 

昨日からかみさんがいなくなった。

昨夜と今朝は、残してくれた料理を食べ、昼は外食した。

夕食は男の料理、材料は畑から調達した、間引きした野沢菜と曲がったキュウリ(浅漬け)、なす(揚げナス、味噌汁)、ゴーヤ(チャンプル)、トマト(生食)、オクラ(お浸し、味噌汁)、イグチ茸(味噌汁)、ネギと栗は出番なし それとナイヤガラ葡萄、豚肉、チーズ、ご飯、日本酒 等 

 包丁を研ぎあげて調理に取り掛かった。

 

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夕焼け

2013年10月09日 | 季節の便り

昼ころ少し風が吹いただけで台風は過ぎて行った。

台風が連れてきた南国の風は暑く、湿度もあり、せっかく作った干し柿の乾燥は停滞しているようだ。

落日後のひと時すさまじい夕焼けが見られた

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栗を拾いに

2013年10月08日 | 季節の便り

 早起きして栗を拾いに出かけた

 台風接近の影響なのだろう、暖かい風が吹いて、常念はいつもの表情と違う。

年齢不詳の大きな栗の木があって、雑木や真竹の林の上にぬきんでた梢に、緑の毬栗がたわわについていた。

里の秋が進むと、緑のイガが少しずつ黄ばんでくる。

やがてくす玉のようにポックリと割れて、つやつやした栗色の実を落とす。

栗色のマルーンは栗(マロン)栃(マロニエ)を語源とするようだ、

梢のイガを離れた栗は、サラサラと葉を鳴らしてボトンと落ちる。

「お背戸に木の実の落ちる夜は」童謡里の秋に歌われる木の実は栗の実だろうと思う。

 

拾い集めた栗

 栗は硬い外皮をき、渋皮をきれいに除かないと食べられない。

それが料理人に嫌われる。だから余りたくさん持ち帰るのは考えものだ。

2合の米に、10個の栗を二つに割って入れ、軽い塩味だけで炊き上げる。

これが秋の里で食べる本当の栗ご飯である。

しかし 「懐かしさ」という味を知らない人たちにまで、好まれるわけでもない。

 

 

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赤とんぼ飛ぶ

2013年10月07日 | 季節の便り

 

秋空に飛ぶトンボはホバリングしているのではなく、あるエリアを行ったり来たりしているようだ。

無秩序に飛行するのではなく、大空を走査(スキャン)している様にも思える。

時々走査線を乱すのは捕食行動だろう、捕食後は素早く元の走査線に戻る。

電線にとまったままで、捕食のときだけ飛び立つトンボは種類が違うのだろう。

「トンブ」とよんでいた思い出の中のトンボは、もっと数が多かったように思う。

トンブは子供の玩具であったから、随分残酷な扱いもした、反面 鬼蜘蛛の巣に絡まったトンブを助けもした。

夏のある期間だけ鬼ヤンマが池にやってきた、見慣れた熨斗目トンボとは、子ヤギと馬ほどの違いがあって、その雄姿に見惚れたものだ。

 

 

 

 

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蛇と金魚

2013年10月06日 | 季節の便り

 池の睡蓮の葉の上に中型のヤマカガシを見つけた。

近頃、蛇が激減してめったに見ることがない、今年初めての出会いのような気がする。

いつも葉の上にアマガエルが休んでいるから、それを狙っているのかもしれない。

睡蓮の近くを大きく成長した金魚が泳いでいる、まさか自分より3倍も太い金魚を飲み込むこともあるまいと思ったけれど、念のため長い竿で追い払った。

長い体をくねらせて、地面を這うより数倍も早く水面を一直線に移動して対岸の石垣の隙間に滑り込んだ。

聞いた話だけれど、青大将が自分の3倍も太いネズミを捕らえ、数時間かけて飲み込んだという。

蛇の細い胴体が風船のように膨らんで、中が透けて見えたというのは眉唾だけれど、蛇の口はそのような構造になっていることは確かだ。

すばしこい金魚がそうやすやすと蛇に捕まるとも思えないが、まるで水中を龍のように泳ぐのだから油断はできない。

パトロールを強化しよう。

 

 

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薄の穂とざわわ

2013年10月05日 | 季節の便り

ススキの白い穂が風に揺れる景色と、1月に見た沖縄のサトウキビ畑が重なる。

 激戦地の道路沿いにサトウキビの穂が揺れる

 

ススキの穂が風に揺れる景色を見ると、今年1月に見た沖縄のサトウキビ畑を思い出す。

本島の南端に位置する南城市玉城は沖縄戦のまれにみる激戦地で、今でもサトウキビ畑から人骨が見つかることがあるという。

その日 道路沿いの畑に耕作放棄されたサトウキビが一面に白い穂をゆらせていて、その風情が信州の秋の風景に重なった。

「ざわわ ざわわ むかし海のむこうから、いくさがやってきた 夏の ひざしの中で

ざわわ ざわわ あの日 鉄の雨にうたれ 父は死んでいった 夏の ひざしの中で」

 

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トリック

2013年10月04日 | 季節の便り

 5月24日に芽を出したマンゴー

 待望の結実 高冷地のマンゴー栽培に革命?

成長したマンゴーの葉にザクロの実をひっかけた写真

知らない人は騙されるかもしれない

 

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干し柿

2013年10月03日 | 季節の便り

予想に反して例年以上に実がついた。

二階の軒先に吊るした

4月の異常低温で柿の若芽が黒変し枯れた。

だから今年は柿が実らないと思っていたのだが、予想に反してたわわに実った木がある。

本来 柿の葉が落ちつくしてから収穫するのだが、今年は熟すのが早い、熟しすぎる加工が厄介だ。

200個を収穫し干し柿にした。 出来栄えやいかに?

 

 

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