6月です。
ドクターの弾いてる「6月・舟歌」…
今まさに、ぴったりの季節です。
この「舟歌」、「四季」の中では ダントツに人気があります。
「舟歌」=音楽用語(イタリア語)では バルカローレと言います。
そしてバルカローレといえば、ベニスのゴンドラの歌のこと。
そしてゴンドラといえば、カップル。
というのが大体の「お約束」なんですが、ちなみに、作曲したチャイコフスキーの曲の背景へのイメージは「夜」なんですってね。
曲の元になった「詩」があって、それは(原文はロシア語なので、英語にすれば)
Let us go to the shore
There the waves will kiss our feet
With mysterious sadness
the stars will shine down on us
(岸辺へ行こう
さざ波が私たちの足に口づけする
不思議な悲しさで
星の光が私たちの上に降りそそぐ)
↑という内容らしい。
そうなのか。なるほどね…
しかし、チャイコフスキーさんの国はロシアだし、この場合の舟遊びは、ベニスの水路やゴンドラじゃないんだよね?
そんな国での「夜の舟遊び」って、どんなんだろう…
ロシアの6月は、深夜近くまで空は暗くならないらしいから、舟遊びも遅くまで可能なのか?
日本に住むヒバリには、そんな夜の舟遊びのイメージはピンと来ず、なんとなくずっと、曲から感じたイメージを脳内再生して弾いていました。
次回に、ヒバリの描いていた自由な(勝手な)イメージを言葉にしてみます。
以下、次回に続きます。
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