Mちゃん(中2):
ボサノヴァの定番「マシュ・ケ・ナダ」をやっています。
ジャズワルツを練習し始めたM3ちゃんと同じく、ラテン&ジャズというジャンルの曲は、クラシックとは違った弾き方をすることがたくさんあります。
ボサノヴァのノリやテイストをたっぷり表現するために、そのノリをみっちり飲み込んでもらわなければなりません。
1フレーズごとに、微妙な調整を伝えていきます。
「音は、どれも一瞬、切れているように弾くの。いちいちそういう指示が書き込まれたりはしてないけどね。これは、ジャズ譜面の『暗黙の了解』だから。レガートに弾いたらダサくなっちゃうよ」
「『暗黙の了解』! は~、なるほど」
「ここの所のシンコペーションみたいに見える譜割り。これは、最初の音にアクセントつけて、真ん中の音は軽く切る。ほら、ここも、ここも、ここも。こういう譜割りを、ただちに見抜いて、歯切れよく弾くこと。暗黙の了解だから」
「暗黙の了解・・・多いな~ (^_^;)」
その通り、ジャズ譜面には、いちいち細かなアーティキュレーションなど書き込んでなく、それどころか付点音符なども書かないことがほとんどで、それらを見た演奏者は、直ちに曲のテイストを見抜いて、スマートなタッチで弾かなければいけません。
正直に譜面の音の長さやスラーなどを守って弾いていたら「だっさ~」と言われてしまいます。
でも、まあ、初めから譜面を正確に守ったりせず、ヤマカンで弾く才能にあふれているMちゃんには、ぴったり
ボサノヴァの定番「マシュ・ケ・ナダ」をやっています。
ジャズワルツを練習し始めたM3ちゃんと同じく、ラテン&ジャズというジャンルの曲は、クラシックとは違った弾き方をすることがたくさんあります。
ボサノヴァのノリやテイストをたっぷり表現するために、そのノリをみっちり飲み込んでもらわなければなりません。
1フレーズごとに、微妙な調整を伝えていきます。
「音は、どれも一瞬、切れているように弾くの。いちいちそういう指示が書き込まれたりはしてないけどね。これは、ジャズ譜面の『暗黙の了解』だから。レガートに弾いたらダサくなっちゃうよ」
「『暗黙の了解』! は~、なるほど」
「ここの所のシンコペーションみたいに見える譜割り。これは、最初の音にアクセントつけて、真ん中の音は軽く切る。ほら、ここも、ここも、ここも。こういう譜割りを、ただちに見抜いて、歯切れよく弾くこと。暗黙の了解だから」
「暗黙の了解・・・多いな~ (^_^;)」
その通り、ジャズ譜面には、いちいち細かなアーティキュレーションなど書き込んでなく、それどころか付点音符なども書かないことがほとんどで、それらを見た演奏者は、直ちに曲のテイストを見抜いて、スマートなタッチで弾かなければいけません。
正直に譜面の音の長さやスラーなどを守って弾いていたら「だっさ~」と言われてしまいます。
でも、まあ、初めから譜面を正確に守ったりせず、ヤマカンで弾く才能にあふれているMちゃんには、ぴったり
の演奏ジャンルと言えるかもしれません。
「暗黙の了解」・・・それはかっこいいジャズのキーワード。
「暗黙の了解」・・・それはかっこいいジャズのキーワード。