HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

アコーディオンはトランプの兵隊(笑)

2019年08月13日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高1):

高校生になってから日々忙しいようで、夏の間のレッスン日も通常の日ではなく、今週は〇曜日の午前中、来週は〇曜日の夕方・・・というように、あちこちやりくりして なんとか確保しました。

今日は通常通りのレッスンですが、昨日 夏季施設から帰ってきたばかりとのこと。

練習できてないだろうなー。

とりあえず、貸し出してあったアコーディオンを持参するように言ってあったので、それをやってみよう。

ヒバリ先生がネットの動画で見つけた、フランスのお洒落なミュゼット「スミレのワルツ」という曲です。

アコーディオン大好き!!やりたい!と言うSちゃんですが、小学校の時に学校でやったことがある、という経験だけなので、ピアノを弾くようには簡単にいきません。

楽器は重いし、鍵盤は見えないし、おまけに縦方向。

左手で動かすジャバラの空気はすぐなくなるし・・・

四苦八苦しながらも、一応メロディーは暗譜して弾いているんですが、なんかこの・・・

「ねえ、アコーディオンのベルト、キツくない?」

先生が聞きました。

「このベルト、いちばん短く設定されてるけど・・・もうちょっと長くした方がいいんじゃないの?」

そう言って、一旦アコーディオンを外し、ベルトの穴を3つぐらい調整して長くし、もう一度抱えてみたら・・・

「あっ、この方がいいです」とSちゃん。

「そうでしょ。そうだと思ったよ。ほら、動画みてごらんよ」

と、YouTubeを開き、二人でアコーディオン奏者の動画を見てみます。

「ほらー、みんな、楽器の上にセーラー服の襟が全部見えるくらいの余裕があるじゃゃない」

「ほんとですね・・・」

「Sちゃんは背が高いんだから、一番短いベルトじゃキツすぎなんだよ。さっきのじゃ、アコーディオンがアゴの下ギリギリまで来ちゃって、その周りから手がちょこんと生えててさ(笑)」

実はさっきから、キッツキツのベルトでアコーディオン抱えてる姿を見ると、「不思議の国のアリス」のトランプの兵隊にそっくりだと思ってたんだ(笑)(笑)(笑)

それを教えたら、Sちゃんも大爆笑。

アコーディオンの後は オープニングの「オブラディ・オブラダ」のピアノ伴奏、Mちゃん(中3)とのコラボのシンセサイザー、そしてNちゃん(中3)と連弾する「アイ・ガット・リズム」と、どれも「さすが最上級生!」という出来栄えだったのですが、Nちゃんの代役で連弾の伴奏パートを一緒に弾きながらも、さっきの「トランプの兵隊」を思い出して「ク・ク・ク・・・」とこっそり笑ってしまうヒバリ先生であった。(笑)(笑)(笑)


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