たまたまTVをつけたら、TV朝日で、パフォーマンスの世界一決定戦「KAMIWAZA~神芸~2013」という番組をやっていた。
ジャグリングや中国の曲芸、メンタリズム、パントマイムなど いろんなジャンルの人間離れした --- 神技(かみわざ)--- レベルのパフォーマーが 世界各地からエントリーし、そのワザを競う。
ジャッジは、特別審査員7名と、会場にいる100名の 観客審査員たちが、それぞれ決められた額の持ち金から いくらを賞金として出すか、その合計額によっておこなわれるんだって。
なーんか、どっかで同じような番組やってたよね。
それは確か日テレの「世界一のショータイム~ギャラを決めるのはアナタ~」って番組。
初めてその番組を観たときは、すばらしいパフォーマンスの数々に魅了されたけど、心のどこかに「ギャラの金額で勝敗をつける」ってことが引っかかってた。
今日の番組も、確かにすごい人ばっかりが登場してて、パフォーマンスはどれも最高のようだったけど、「勝敗をつける」ってことと「金額で決める」ってことで 私の気持ちは引いてしまいました。
それに、「よく平気で、おんなじような番組やるよ」という、呆れる気持ちも大きくて。
せっかくのパフォーマンスだけど、魅力が失せ、どうしても観る気持ちになれなくてTVを消しました。
せっかくだったのにね・・・
その「神技」を、次々と披露して、「みんなすごいね~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」って驚いたり感動したりするんじゃダメ?
私はそれがよかったよ。。。
だって、曲芸とメンタリズムとパントマイムとか、全然ちがうものなのに、どっちが勝った負けたなんて、たとえば青森のリンゴと神戸牛と広島の牡蠣と、どれが一番おいしくて勝ってるか、とかって比べるのとおんなじようなもんじゃないの?
それぞれみんな、違う風においしいじゃん。
比べられないじゃん。
それと、お金が登場するのもイヤだ。
サン・テグジュペリの童話「星の王子様」の一節に、こういうくだりがあります。
「おとなの人たちに『桃色のレンガでできていて、窓にジェラニウムの鉢がおいてあって、屋根の上にハトのいる、きれいな家を見たよ・・・』といったところで、どうもピンとこないでしょう。
おとなたちには『十万フランの家を見た』といわなくてはいけないのです。
すると、おとなたちは、とんきょうな声をだして、『なんてりっぱな家だろう』というのです」
「世界一のショータイム」や「KAMIWAZA」に、私が思い出すのは、この一節です。
私は別に、値段なんかどうでもいいよ。
『桃色のレンガでできていて、窓にジェラニウムの鉢がおいてあって、屋根の上にハトのいる、きれいな家』でいいよ。。。
ジャグリングや中国の曲芸、メンタリズム、パントマイムなど いろんなジャンルの人間離れした --- 神技(かみわざ)--- レベルのパフォーマーが 世界各地からエントリーし、そのワザを競う。
ジャッジは、特別審査員7名と、会場にいる100名の 観客審査員たちが、それぞれ決められた額の持ち金から いくらを賞金として出すか、その合計額によっておこなわれるんだって。
なーんか、どっかで同じような番組やってたよね。
それは確か日テレの「世界一のショータイム~ギャラを決めるのはアナタ~」って番組。
初めてその番組を観たときは、すばらしいパフォーマンスの数々に魅了されたけど、心のどこかに「ギャラの金額で勝敗をつける」ってことが引っかかってた。
今日の番組も、確かにすごい人ばっかりが登場してて、パフォーマンスはどれも最高のようだったけど、「勝敗をつける」ってことと「金額で決める」ってことで 私の気持ちは引いてしまいました。
それに、「よく平気で、おんなじような番組やるよ」という、呆れる気持ちも大きくて。
せっかくのパフォーマンスだけど、魅力が失せ、どうしても観る気持ちになれなくてTVを消しました。
せっかくだったのにね・・・
その「神技」を、次々と披露して、「みんなすごいね~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」って驚いたり感動したりするんじゃダメ?
私はそれがよかったよ。。。
だって、曲芸とメンタリズムとパントマイムとか、全然ちがうものなのに、どっちが勝った負けたなんて、たとえば青森のリンゴと神戸牛と広島の牡蠣と、どれが一番おいしくて勝ってるか、とかって比べるのとおんなじようなもんじゃないの?
それぞれみんな、違う風においしいじゃん。
比べられないじゃん。
それと、お金が登場するのもイヤだ。
サン・テグジュペリの童話「星の王子様」の一節に、こういうくだりがあります。
「おとなの人たちに『桃色のレンガでできていて、窓にジェラニウムの鉢がおいてあって、屋根の上にハトのいる、きれいな家を見たよ・・・』といったところで、どうもピンとこないでしょう。
おとなたちには『十万フランの家を見た』といわなくてはいけないのです。
すると、おとなたちは、とんきょうな声をだして、『なんてりっぱな家だろう』というのです」
「世界一のショータイム」や「KAMIWAZA」に、私が思い出すのは、この一節です。
私は別に、値段なんかどうでもいいよ。
『桃色のレンガでできていて、窓にジェラニウムの鉢がおいてあって、屋根の上にハトのいる、きれいな家』でいいよ。。。