Sちゃん(年少):
「チューリップ」の歌がお気に入りで、毎回かならずチューリップを弾いてからピアノが始まります。
そして、その「チューリップ」が、毎回、少しずつバージョンアップしています。
一番初めのころは、「ならんだ、ならんだ、赤、白、黄色」の部分だけが弾けて、冒頭の「さいた、さいた、チューリップの花が」の所も「赤、白、黄色」のメロディーで弾いていて、「どの花見ても、きれいだな」の所は、いろんな鍵盤をたたくだけでした。
それが、だんだん「きれいだな」の所にもちゃんとした音で弾ける部分が出てきて... それから「どのはなみても」の所の高低が自然になってきて...
そして今日は、「さいた、さいた、チューリップの花が」のメロディーが正しく弾けて、その上今まで弾いていなかった「どのはなみても、きれいだな」も全部、1本の指で弾いていました。
大好きな「チューリップ」の歌が全部弾けて、Sちゃんはとてもうれしそうでした。
レッスンの方では、「ド」と「レ」の鍵盤と音符を使って「はしのうえで」という歌を弾き始めています。
テキストではなく、先生が楽譜と絵を描いたもので、
はしのうえで おどろよ、おどろよ、
はしのうえで わになっておどろ
という前半部分の、「はしの、うえで」というメロディーをドドド、レレレ、と弾く課題です。
後半は 橋の上をいろんな人が通っていく、というシチュエーションなので、先生が 女の子や、男の子や、大人の人や、子犬や、子猫や、いろんな登場人物を描いておいたんですが、Sちゃんはなぜかそのページを歌うのがお気に入りです。
絵をひとつひとつ指さしながら、
おんなのこーが通る、
おとこのこーが通る、
おーじさんが通る、
おーばさんが通る、
こーいぬが通る、
こーねこが通る~
と、全部の人物を歌ってから、最後にとびっきりの大きな声と笑顔で
はしのうえで、おどろよ、おどろよ、
はしのうえで、わになっておどろ! と歌うのです。
歌を覚えたら、次は音符を読み、ピアノで弾く、という流れになっていくのですが、Sちゃん、まだまだ歌を楽しむことでいっぱいのようです(笑)
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