HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ショパン「別れのワルツ」はロンド形式🎵

2022年09月09日 | クラシック曲

ひまわりちゃん(中1)

ショパンの「別れのワルツ」を、発表会のために練習しています。

この曲は「ロンド形式」で書かれています。

「ロンド形式」というのは、ひとつの主題メロディー(Aメロ)が、次々と現れるBメロ、Cメロなどの間を繋(つなぐ)ように投入されているスタイルの曲を言います。

構成図で書くと

A - B - A - C - A - D - A …

という感じ。

「エリーゼのために」などが、この「ロンド形式」です。

今、ひまわりちゃんはAB、部分がほぼ出来上がって、C部分に取り掛かっています。

C部分も、あと左手の伴奏が出来れば完成、となり、そうしたら曲も大体出来上がってきます。

「ねえ、早くない?まだ9月になったばっかりなのに!」と、ひまわりちゃんは自分の順調さに感心しています。

「もう出来ちゃって、あとどうするの?」

大丈夫大丈夫。

ショパンはね、ただ弾くだけじゃないから。

これから美しい音色、曲想の表現を追求していくんだから。

これからがレッスンも本番なんだからね。

結婚の約束を交わしながらもも結ばれなかった、ショパンとマリア・ヴォジンスカとの 愛と別れの物語。

12歳のひまわりちゃんに、その甘く切ない音色が表現できるのであろうか

ちょっと不安がなくはないけど

ちょっと前に、先生が「こんなふうに弾いて欲しいのよ」と冒頭だけお手本を弾き、次に比較として「ただ楽譜通りに弾いただけじゃこうなっちゃうよ」と、NG例を弾いたら、 

「赤ちゃんが弾いてるみたいー」と 大ウケだったひまわりちゃんだから、きっと、心を込めて、美しいショパンを弾いてくれることでしょう。

頼むよー

期待してるからね。

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