HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ラプソディ・イン・ブルー 和音はまず外枠から

2020年09月12日 | ヒバリ先生のワンポイント・アドバイス

Sちゃん(高2)

Nちゃん(高1)に合流して「シング・シング・シング」を練習した後、自分の持ち曲「ラプソディ・イン・ブルー」のレッスンをしました。

クラシカルでダイナミックなオーケストラサウンドが好きなSちゃんにぴったりな曲だと思って選びました。

「ラプソディ・イン・ブルー」のオリジナル曲は、ピアノとオーケストラが一体となって弾く協奏曲スタイルの曲で、全部演奏すると20分ぐらいかかる大曲です。

今回は、ヒバリ先生がダイジェストアレンジして短くしたものを使っていますが、それでも重厚なオーケストラのイメージを損ねないように、分厚い和音満載となっています。

これを弾きこなすのはかなりキツい。

だけどSちゃんならやれるよ。

そう思って、アレンジも手加減せず、和音たっぷり投入しています。

先日、Mちゃん(高1)のベートーヴェンレッスンでも言った「複雑な和音は、まず外枠から」のアドバイスをSちゃんにもしておいたので、新しい部分に入る時などは「最初はオクターブだけでメロディー弾いてきました」と上手に練習していました。

最初は、画像の青のラインの音だけで弾いていきます。

オクターブでメロディーの動きに慣れ、そのあと 間の音を埋めながら和音を完成していきます。

そうすると、ひとつひとつ音を探して和音を掴むより、早く楽に楽譜を再現することができるのです。

こうして、着実に楽譜をクリアしながら少しずつ練習してきた「ラプソディ・イン・ブルー」。

この間ついに最後のページまで楽譜を渡し、登頂()が見えてきました。

楽しみだ。

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