昨日〜今日と「カウンターメロディー」のお話をしました。
「カウンターメロディー」って何?と思う人も多いと思います。
「オブリガート」とどう違うの?と思う人もいる?
おっ、けっこう音楽に明るい人ですね?
「カウンターメロディー」も「オブリガート」も、意味は『楽曲本来のメロディーに対して もう一つの違うメロディーを添える』ことです。
旋律に対する旋律、ってことで、どちらも日本語に直すと「対旋律」と呼ばれます。
両者の違いは?
カウンターメロディーは英語。
オブリガートはイタリア語。
なーんだ、それだけ?
まあ、そんなもの。
そこから考えると、カウンターメロディーという言葉はジャズやポピュラー曲で使い、オブリガートという言葉はクラシック系の音楽で使うことが多いかな。
クラシックの先生はカウンターメロディーとは言わないかも(ヒバリ先生は言うけど)
英語&ジャズ・ポピュラー、対してイタリア語&クラシック・セミクラシック…という背景から、なんとなく作られるメロディーも「カウンター」と「オブリガート」とで ちょっと雰囲気やニュアンス違ったりはあるかもしれないですね。
カウンターメロディーがジャズっぽい、あるいは軽音楽っぽい旋律が多かったり、オブリガートがクラシカルな流れだったりすることが多いかもしれないのは、両者の「出身畑」の違いによるんじゃないかなあ、と私は思っています。
「メロディーより低い音域を使ってるのがカウンターメロディー、メロディーより高い音域で作られるのがオブリガート」という論説もありますが、絶対ではない。かといって間違ってもいない。
さっき言った「軽音楽スタイル」「クラシックスタイル」の背景で作ると、なんとなくそうなる場合が多いのかな、と言う程度。
ま、同じようなもの、と思って大丈夫ですよー
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