HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カウンターメロディーとオブリガート どう違うの?

2024年08月01日 | 音符・楽譜・テクニック

昨日〜今日と「カウンターメロディー」のお話をしました。

「カウンターメロディー」って何?と思う人も多いと思います。

「オブリガート」とどう違うの?と思う人もいる?

おっ、けっこう音楽に明るい人ですね?

「カウンターメロディー」も「オブリガート」も、意味は『楽曲本来のメロディーに対して もう一つの違うメロディーを添える』ことです。

旋律に対する旋律、ってことで、どちらも日本語に直すと「対旋律」と呼ばれます。

両者の違いは?

カウンターメロディーは英語。

オブリガートはイタリア語。

なーんだ、それだけ?

まあ、そんなもの。

そこから考えると、カウンターメロディーという言葉はジャズやポピュラー曲で使い、オブリガートという言葉はクラシック系の音楽で使うことが多いかな。

クラシックの先生はカウンターメロディーとは言わないかも(ヒバリ先生は言うけど)

英語&ジャズ・ポピュラー、対してイタリア語&クラシック・セミクラシック…という背景から、なんとなく作られるメロディーも「カウンター」と「オブリガート」とで ちょっと雰囲気やニュアンス違ったりはあるかもしれないですね。

カウンターメロディーがジャズっぽい、あるいは軽音楽っぽい旋律が多かったり、オブリガートがクラシカルな流れだったりすることが多いかもしれないのは、両者の「出身畑」の違いによるんじゃないかなあ、と私は思っています。

「メロディーより低い音域を使ってるのがカウンターメロディー、メロディーより高い音域で作られるのがオブリガート」という論説もありますが、絶対ではない。かといって間違ってもいない。

さっき言った「軽音楽スタイル」「クラシックスタイル」の背景で作ると、なんとなくそうなる場合が多いのかな、と言う程度。

ま、同じようなもの、と思って大丈夫ですよー

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