HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

豊かなオリジナリティー

2013年10月12日 | コード奏法
Nちゃん(小3):
「大人のためのピアノ教本1・2」を並行してレッスンし始めました。
このテキストは、コードネームに重点を置いて進めていくのが特徴です。
今日は「河は呼んでいる」というフランスのトラディショナル・ソングでした。

まず基本は、CとGのコードの基本形で和音の伴奏をつけながら弾きます。
Nちゃんはこの曲が好きになったようです。
とてもきれいなメロディーですから。
Nちゃんは基本形の伴奏で弾いた後に言いました。
「ちがったアレンジで弾いてみます」
そして、両手をオクターブ高い位置で弾き、さらに伴奏をアルペジオっぽくしました。
「きれいだね」
先生は隣で、分散和音の伴奏をつけて一緒に連弾しました。するとNちゃんは もっともっと気持ちよくなったらしく、
「もう一回弾きたい!」と、とても楽しく演奏を続けました。
次には伴奏をもっとはずんだリズムにして・・・
今度はオクターブ低い位置で・・・
など、さまざまな変化をつけた演奏を、心から楽しみ、味わって弾いています。

そんなことに時間を割かず、テキストをどんどん進めていけば、もっと進度が早くなるんだけど
でも、ピアノのレッスンはテクニックだけではありません。
Nちゃんのように、音楽を心から楽しみ、オリジナルのバリエーションをたくさん工夫し表現するのも、大変重要な学習であると思います。
こうして毎週、Nちゃんのオリジナリティーに 驚きと喜びを感じています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。