毎日たくさんの子どもたちとレッスンしていると、各々いろんな性格やタイプが現れていて、おもしろいなあ、と思います。
なんでもとりあえずやってみたい!珍しいことには飛び込んでみたい!という冒険派のタイプ。
確実に「できる」という確信のあることのみ、やってみる。という慎重派のタイプ。
Rくん(小1)は、どちらかというと「慎重派」のタイプかな。
「ぼく、発表会の曲何やるの?早く決めないと間に合わないよ」と心配し始めたのが先月。
「まだ決めなくて大丈夫じゃない?」という先生に
「だって、あと6か月しかないんだよ?間に合わなくなっちゃうよ」と心配して、「ぼく、これなら弾けるからこれにする」と テキストの中の、もうすでに出来上がって合格になった曲を選びました。
「そうなの?いいよ、これ上手だもんね」と一応返事はして、復習もしてみました。
Rくんはそれで安心したようです。
でもね、「あと6か月しかない」というか、「まだ6か月もある」んで・・・
今のRくんがこれで不安から解放されるなら、その心づもりでいればいいし、もしかしたら夏、秋とレッスンを重ねる間にいっぱい自信がわいて、「もっとかっこいい、こっちの曲やりたい!」とか言うかもしれない。
とてもとても若くて(幼くて笑)、伸びしろも無限な7歳です。
Rくんの心を安心させつつ、もう少し泳がせておこうと思います。