Mちゃん(中2):
今日は都合で いつもより遅れて来たので、M3ちゃんのレッスン中にエレクトーンで練習をする、というわけにはいきませんでした。
「マシュ・ケ・ナダ」、サビの部分を新しく加えて、1コーラス目が最後まで なんとか弾けています。
「じゃ、今日は『C』の所を重点的にやろう」と先生。
「『C』の部分」というのは、いわゆる「サビの部分」です。
アクセントの付け方。
フレーズの切り方。
指の使い方。
「いい?こんな風に弾くのよ」
先生は、弾いてみせたり、歌ってみせたり、スローモーションで指の動きを見せたり、1音1音、それこそ「口移し」で ニュアンスを伝えていきます。
「なにしろ『暗黙の了解』だから。楽譜通りには弾かないこと」
「『暗黙の了解』、はいはい」
Mちゃんも慣れたもんだ。
「暗黙の了解を念頭に置いて弾くと、こう。そして、楽譜通りにきちんと音の長さやレガートを守って弾くと、こう。どう、全然ちがうでしょ。」
「うん、ださい」
「楽譜通り」を、ちょびっとオーバーに弾いた演奏では、Mちゃんも失笑しています。
でも、実際に、こうやって弾いちゃう人がいっぱいいるんですよー。
「暗黙の了解」を知らないとね。
楽譜に書いてある音符の長さや休止符、スラーの記号、などをきちんと読み取って守りさえすれば よい演奏ができるクラシックと違って、ジャズやラテンは、楽譜をいくら見てもダメなんです。
ニュアンスを知らない人に感覚を教えようと思ったら、 1音、1フレーズごとに「口移し」するほかありません。
「ここは盛り上がった所だから、もっとやんちゃな感じの音で弾いてよ」
「やんちゃ?」
「そう。もっと、1音ずつアタックかけて、パキッとした音で。そしてこの和音のところは、もっとアクセントつけて『キメ!』って風に」
「(ジャーン!)こう?」
「そうそう!」
こうして、1コーラス目が 大方まとまってきました。
「来週まで、1コーラス目をスラスラ弾けるようにしてきてね。
その際、なるべく楽譜を守らないように!・・・ていうのも変か? でもそうだね、
1.音符の長さを守らない。
2.スラー記号を信用しない。
3.暗黙の了解を思い出す。
このことに気をつけていれば、かっこよく弾けると思うよ」
って、一体どんな先生なんや・・・ f^^;
今日は都合で いつもより遅れて来たので、M3ちゃんのレッスン中にエレクトーンで練習をする、というわけにはいきませんでした。
「マシュ・ケ・ナダ」、サビの部分を新しく加えて、1コーラス目が最後まで なんとか弾けています。
「じゃ、今日は『C』の所を重点的にやろう」と先生。
「『C』の部分」というのは、いわゆる「サビの部分」です。
アクセントの付け方。
フレーズの切り方。
指の使い方。
「いい?こんな風に弾くのよ」
先生は、弾いてみせたり、歌ってみせたり、スローモーションで指の動きを見せたり、1音1音、それこそ「口移し」で ニュアンスを伝えていきます。
「なにしろ『暗黙の了解』だから。楽譜通りには弾かないこと」
「『暗黙の了解』、はいはい」
Mちゃんも慣れたもんだ。
「暗黙の了解を念頭に置いて弾くと、こう。そして、楽譜通りにきちんと音の長さやレガートを守って弾くと、こう。どう、全然ちがうでしょ。」
「うん、ださい」
「楽譜通り」を、ちょびっとオーバーに弾いた演奏では、Mちゃんも失笑しています。
でも、実際に、こうやって弾いちゃう人がいっぱいいるんですよー。
「暗黙の了解」を知らないとね。
楽譜に書いてある音符の長さや休止符、スラーの記号、などをきちんと読み取って守りさえすれば よい演奏ができるクラシックと違って、ジャズやラテンは、楽譜をいくら見てもダメなんです。
ニュアンスを知らない人に感覚を教えようと思ったら、 1音、1フレーズごとに「口移し」するほかありません。
「ここは盛り上がった所だから、もっとやんちゃな感じの音で弾いてよ」
「やんちゃ?」
「そう。もっと、1音ずつアタックかけて、パキッとした音で。そしてこの和音のところは、もっとアクセントつけて『キメ!』って風に」
「(ジャーン!)こう?」
「そうそう!」
こうして、1コーラス目が 大方まとまってきました。
「来週まで、1コーラス目をスラスラ弾けるようにしてきてね。
その際、なるべく楽譜を守らないように!・・・ていうのも変か? でもそうだね、
1.音符の長さを守らない。
2.スラー記号を信用しない。
3.暗黙の了解を思い出す。
このことに気をつけていれば、かっこよく弾けると思うよ」
って、一体どんな先生なんや・・・ f^^;