Tちゃん(小6):
しばらく練習していた「アルプスの夕映え」が一応最後までできたので、これを発表会のための「キープ」とし、レギュラーテキストのブルクミュラーに戻りました。
新しい課題は「タランテラ」です。
「タランテラ」は、その名の響きやスリリングなテンポ、マイナーキーなどいろいろな要素から、ブルクミュラーの中では子どもたちに人気のある曲のひとつです。
そしてまた「タランテラ」という曲には、ちょっとドキドキするエピソードがあり、それもまた ちょっと怖い魅力の一つとなっています。
「タランテラ」というのは、固有名詞ではなく「ワルツ」とか「マーチ」などと同じように、楽曲のスタイルの名称の一つです。
急速なテンポと情熱的なリズムを持った、8分の6拍子の舞踊曲で、「タランテラ」という名前は 毒グモ「タランチュラ」に由来するというのですから恐ろしいじゃありませんか。
タランチュラという名称にまつわる伝説は 大きく分けて2種類あります。
その一つは、タランチュラに刺されると狂ったように踊り出し、倒れて死ぬまで止まることができず、その踊りの曲がタランテラと呼ばれるようになった、というもの。
そしてもう一つは、タランチュラに刺されて体中に毒が回ってしまった者は、その毒を抜くために 急速な速さで踊りつづける。力尽きて倒れるころ、ようやくクモの毒が汗とともに体から抜けて、命を取り留める、というものです。
真偽のほどは定かではありませんが、いずれにしろ「倒れるまで踊り続ける」というのが共通したコンセプトです。
ブルクミュラーの本も終盤に近づいた20番、この「タランテラ」を、Tちゃんは1週間の予習でひととおり最後までやってきました。
「結婚行進曲」や「アルプスの夕映え」などに取り組んできた後では、ブルクミュラーの曲は「やさしい」と感じられるほどの実力が、Tちゃんにはついたという気がします。
来週の今日、Tちゃんは小学校の卒業式を迎えます。
いつの間にかこんなに大きく、大人になったんだ~と思うと、感慨無量です。
しばらく練習していた「アルプスの夕映え」が一応最後までできたので、これを発表会のための「キープ」とし、レギュラーテキストのブルクミュラーに戻りました。
新しい課題は「タランテラ」です。
「タランテラ」は、その名の響きやスリリングなテンポ、マイナーキーなどいろいろな要素から、ブルクミュラーの中では子どもたちに人気のある曲のひとつです。
そしてまた「タランテラ」という曲には、ちょっとドキドキするエピソードがあり、それもまた ちょっと怖い魅力の一つとなっています。
「タランテラ」というのは、固有名詞ではなく「ワルツ」とか「マーチ」などと同じように、楽曲のスタイルの名称の一つです。
急速なテンポと情熱的なリズムを持った、8分の6拍子の舞踊曲で、「タランテラ」という名前は 毒グモ「タランチュラ」に由来するというのですから恐ろしいじゃありませんか。
タランチュラという名称にまつわる伝説は 大きく分けて2種類あります。
その一つは、タランチュラに刺されると狂ったように踊り出し、倒れて死ぬまで止まることができず、その踊りの曲がタランテラと呼ばれるようになった、というもの。
そしてもう一つは、タランチュラに刺されて体中に毒が回ってしまった者は、その毒を抜くために 急速な速さで踊りつづける。力尽きて倒れるころ、ようやくクモの毒が汗とともに体から抜けて、命を取り留める、というものです。
真偽のほどは定かではありませんが、いずれにしろ「倒れるまで踊り続ける」というのが共通したコンセプトです。
ブルクミュラーの本も終盤に近づいた20番、この「タランテラ」を、Tちゃんは1週間の予習でひととおり最後までやってきました。
「結婚行進曲」や「アルプスの夕映え」などに取り組んできた後では、ブルクミュラーの曲は「やさしい」と感じられるほどの実力が、Tちゃんにはついたという気がします。
来週の今日、Tちゃんは小学校の卒業式を迎えます。
いつの間にかこんなに大きく、大人になったんだ~と思うと、感慨無量です。
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