はなちゃん(小2):
はなちゃんが楽しく弾いて、先生がリズミカルな第2パートを即興でつけて、二人で連弾🎵
これでこのテキストは修了です。おめでとう!
この本を通して、音符やリズムが読め、伴奏もして両手で弾けるようになったはなちゃん、学校のクラスでも「ピアノが上手な人」数人の中に入っていて、音楽の授業のときはお手本を弾いたりすることもあるそうです。すごいね。
「たのしいピアノレッスン1」では、「まずはピアノに親しみ、楽しんで弾こう」「音符を読もう」などを優先してきましたが、今日はテキストが修了して一段階アップする、その良い機会なので、これまであまり前面に押し出してこなかった「あること」を伝えることにしました。
それは「手の形」です。
ピアノを弾く時に、手のフォームはとても大事です。
そのことを、今日のレッスン曲を使い、はなちゃんに伝えることにしました。
なぜなら
昔から、初めてピアノを習う子どもたちは、先生から「たまごをつかんでいるような手で弾きましょう」と教わってきた歴史がありまして。
そして、この最後の曲のタイトルが「たまごとニワトリ」。
「たまご」の形を印象づけるのにピッタリじゃないですか?!
まーるいたまごの上に、ふんわりと手を乗せるようなイメージで、さあ弾いてみよう。
「たまご!たまご!たまご!たまご!」と連打する、右手5の指(小指)と左手1の指(親指)も、空手チョップみたいにならないよう、ちゃんと指でね!
ふんわりと丸い手で弾いたはなちゃんの音は、見違えるようにきれいになりました。
いやー、「たまごとニワトリ」、いい教材だった!
はなちゃんがこれから先、ピアノで手の形を意識するときには、必ずやこの曲を思いだすであろう。
そしてたちどころに、ヒバリ先生から教わった「たまごの形」を思い出し、美しい音が奏でられるであろう。
…多分ね。