Aちゃん(小2):
テキストに出ている「こぐまの2月」という歌。
ちょうど学校でもこの歌を習っているところだそうで、Aちゃんお気に入りです。
ところが、ピアノで弾くと、ところどころに落とし穴があって、ささっと弾ける、というわけにはいきません。
先月から「『こぐまの2月』がすき!早く弾きたいな」と言っていた割には手こずっていて、なかなかうまく弾けません。
楽譜全体を見て「伴奏パターンはこれこれだな」「段落部分だけ伴奏が少し変わってる」などと分析できれば、弾くのはたやすいのですが、まだ2年生のAちゃんには それができません。
だから、仕掛けに引っかかってつまずくと「難しい・・・」と敬遠してしまうのです。
1~2週間 様子を見てみましたが、Aちゃんが自分で分析に気がつくところまで行き着いてないようなので、今日は先生がリードして 一気に完成へ進めることにしました。
ほんとは自分で気がつくのが一番いいんだけど、徒らに時間がかかってしまうと効果がなくなるのでね。
曲や伴奏をパターンに分けて整理し、指番号の規則性についても確認して意識させて、それから弾いてもらうと、もともと確実な打鍵ができるAちゃんなので またたく間にコツをつかんで弾くことができました。
とくに年齢の低い子どもが「難しい」と言っている時は、その真意がどこにあるのかを突き止めれば アッサリ弾けてしまったりするものです。
ずーっと同じパターンで続いている伴奏に、1箇所だけ違う音が入っているだけで、子どもは「難しい」ととらえてしまいます。
間違った音を出したことは自分にもすぐわかりますから「難しい。わかんない」と思ってしまうのです。
そこで、「ずーっと ド、ソ、ド、ソ、って並んでるけど、ここだけはド、レ、ミ、ってなってるよね」などと その部分を意識させてあげると、あっ、そうか!という具合に気がついて、ちゃんと区別して弾けるようになります。
そういった「分析」を自分でやれるようになるまでには、まだまだ年数がかかります。
それまでは、「ブレーン(頭脳)」の部分は 先生がリードして、小さい生徒本人たちには、元気な身体と、そして素直な心をめいっぱい活躍させてもらいたいと思っています。
テキストに出ている「こぐまの2月」という歌。
ちょうど学校でもこの歌を習っているところだそうで、Aちゃんお気に入りです。
ところが、ピアノで弾くと、ところどころに落とし穴があって、ささっと弾ける、というわけにはいきません。
先月から「『こぐまの2月』がすき!早く弾きたいな」と言っていた割には手こずっていて、なかなかうまく弾けません。
楽譜全体を見て「伴奏パターンはこれこれだな」「段落部分だけ伴奏が少し変わってる」などと分析できれば、弾くのはたやすいのですが、まだ2年生のAちゃんには それができません。
だから、仕掛けに引っかかってつまずくと「難しい・・・」と敬遠してしまうのです。
1~2週間 様子を見てみましたが、Aちゃんが自分で分析に気がつくところまで行き着いてないようなので、今日は先生がリードして 一気に完成へ進めることにしました。
ほんとは自分で気がつくのが一番いいんだけど、徒らに時間がかかってしまうと効果がなくなるのでね。
曲や伴奏をパターンに分けて整理し、指番号の規則性についても確認して意識させて、それから弾いてもらうと、もともと確実な打鍵ができるAちゃんなので またたく間にコツをつかんで弾くことができました。
とくに年齢の低い子どもが「難しい」と言っている時は、その真意がどこにあるのかを突き止めれば アッサリ弾けてしまったりするものです。
ずーっと同じパターンで続いている伴奏に、1箇所だけ違う音が入っているだけで、子どもは「難しい」ととらえてしまいます。
間違った音を出したことは自分にもすぐわかりますから「難しい。わかんない」と思ってしまうのです。
そこで、「ずーっと ド、ソ、ド、ソ、って並んでるけど、ここだけはド、レ、ミ、ってなってるよね」などと その部分を意識させてあげると、あっ、そうか!という具合に気がついて、ちゃんと区別して弾けるようになります。
そういった「分析」を自分でやれるようになるまでには、まだまだ年数がかかります。
それまでは、「ブレーン(頭脳)」の部分は 先生がリードして、小さい生徒本人たちには、元気な身体と、そして素直な心をめいっぱい活躍させてもらいたいと思っています。