ドクター(大人):
ショパンのノクターン8番。
月に2回のレッスンですが、毎回レッスンする度に、前回より音が力強くなっているのを感じます。
特に、冒頭から最初のテーマの辺りは、明らかにレッスンを始めた頃とは重みが違ってきています。
ここで言う「力強く重みのある音」は、「大きな音」というのとは違います。
「次は何の音かな」「ここでいいかな」などのぎこちなさが無いメロディー。
無理なコントロールがなく、伸びやかにつながる分散和音。
そうなったとき、音量の大小とは別に「深み」や「重み」を感じる音として聞こえます。
メロディーや指番号をよく練習して覚えていれば、不安なくリラックスしてるので、安心して鍵盤に重みをかけることができる。
そのリラックス感や安心感が、音の深みとして聞こえてくるのでしょうね。
それに、プラス弾く人の体格とか手の大きさとかパーソナリティが加わってきて、ドクターの場合は「重み」として現れてくる気がします。
ドクターはレッスンに来るまでの日々、ご自分でコツコツと練習しているので、知らず知らずのうちに重みのある音色が出せるようになってきてる。
さすがヒバリ教室優等生のドクターです。
ただ、「深み/重みのある音」が出せてるのはまだ最初の1ページくらいなんですが、たゆまず練習を重ねれば、少しずつそのエリアが増え、最後には必ず全曲、「深み/重みのある音」で弾けるようになりますからね!
がんばりましょう。