自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(もっともっと)

2013-10-19 | ジャガイモ

10月12日(土)。植木鉢の実生苗はずいぶん増えました。 

ポット苗のストロンですが,伸び方は遅々としています。下写真は芽生え第二号の様子です。やはり,地上部の成長ぶりがゆっくりしているので,養分がその方に回らないということでしょう。それでも,数本の苗で,ストロンが出ているのが確認できます(写真中の矢印)。おもしろいことに,ストロンは茎の一部なのでうっすらと緑色をしているのがわかります。トリミングしているので大きく見えますが,茎の太さは0.7mmです。

 

10月16日(水)。 ストロンの伸びは相変わらずといったところ。一本一本はまだ短いのですが,いたって丈夫なようです。太さが感じられます。茎の長さは10cm。芽生え第一号の苗の様子は下写真のとおりです。

 

根元近くの双葉傍のストロンを見ると……。

他のストロンを見てみましょう。どれも,双葉の付け根部分から出ています。

 

芽生え第二号は……。双葉が枯れてなくなった茎からも,それがあったところから伸びています。ストロンはあくまで茎。その証拠に,先がちゃんと緑色をしています。

 

霜が降りるまでにはまだ日があります。ストロンが地中に入るのを見届けたいのですが……。

 


ヤマトシジミ,幼虫から成虫へ(6)

2013-10-19 | ヤマトシジミ

10月13日(日),午前7時。翅の部分が随分白く,わずかに赤みを含む感じになりました。胸部はやや黒っぽさが感じられます。この後わたしは,地域の祭礼行事で外出。 

 

午後4時,帰宅。朝の観察時から9時間経過。大変化が進行中です。色が激変。翅も胸も黒くなっています。青みがすこし見えます。腹部中央を走る帯の幅が広くなりました。順調に行けば,14日中には羽化するでしょう。 

からだが黒くなって,帯糸がくっきり見えてきました。からだを固定し,支えるのに欠かせない道具であることが理解できます。