自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その312)

2014-06-04 | ジャコウアゲハ

いちばん高く成長したウマノスズクサに蕾が付いています。それも各節ごとなので,たっくさん! できれば花後に実ができて,それによってこの食草が増えればいいなと思うのです。しかし,この蕾でさえ,アゲハの幼虫は食べ尽くしますから,要注意です。 

 
上写真に写った蕾は,この翌日別の個体によって無残にも食べられてしまいました。

 


そんな中,このほどとてもうれしい光景を目にしました。植木鉢と植木鉢の間から,ごく小さなウマノスズクサが2本育っていたのです(矢印)。そこは砂利を敷き詰めている場所なので,たぶん,種子が落ちて発芽してきたのだろうと思われます。

昨年,この鉢に植えているウマノスズクサに花が付きました。実ができるのを見届けることはできず,実が生るのはほんとうに稀で,めずらしいのだなと感じたことを覚えています。それだけに,芽生えを見てわくわくしてきました。

今年咲いた,露地植えのウマノスズクサに実ができるか,たのしみが湧いてきました。幼虫に食べられないように保護していこうと思っています。

 


北海こがね(ホッカイコガネ)の実!(3)

2014-06-04 | ジャガイモ

ジャガイモのミニ研究へとわたしを引き込んだきっかけは,近所のTさんの畑で出会った実でした。ちょうど一年前のこと。どっさり生っていたものですから,驚いてTさんに品種を確認しました。結果,『北海こがね』だとわかりました。

それで,この品種にたいへん興味を覚え始めたのでした。

さて,今年のTさんの畑の様子はどうでしょうか。ウォーキングをするときに,気にかけてちょこっと観察すると,なんと実が付いていました。数株に! 昨年ほど多くはありませんが,狭い面積でもちゃんと実ができたという事実は大きいと思います。

 


Tさんはずっと連作しておられます。それでも,結構成長し,結実するというのは家庭菜園家には役立つ情報かと思います。

 


結論。やはり,北海こがねは実が生りやすいといえそうです。Tさん宅でもわたしのところでも,ちゃんと結実しています。専門家の指摘どおりです。

冷涼な気候の地方でなくても,実が容易にできる品種であることは間違いないでしょう。